むろんエゴマと言ってもここら辺りの山の中で見受けられるような代物ではない。
最近の健康食ブームにあやかって畑に植えられている栽培種である。
カミさんも植えていたが、ダイコンを播くと言って早々に片付けてしまった。
昨日レモンエゴマをアップしたので、エゴマはどうなっていたのだろうと思った。
市民農園側に落ちていたクリを拾っていたら、偶々まだ残っていたので失敬した。

実は私もカミさんもどういう訳かこのエゴマに馴染めず、カミさんが気を利かして引っこ抜いた。木質化した木の根っこのようなものが2週間以上転ばしてあった。

さて、こちらのエゴマは花も既に散りかけている。

苞の色は薄緑色一色のようだ。花は苞のすぐ上側にはなく左側や右側に規則正しく首を並べている。花が散っても苞は着いている。

薄緑色の苞は著しく反転し、付根辺りでは両側からくっ付かんばかりである。

エゴマの葉は対生に着く。
従って花穂も葉の延長で十字対生の苞と花が続くことになる。

花柄が真っ直ぐに伸びずに何方かに曲がっているのは、少しややこしく見える。
日の当たる方へ花が自然に向いた結果と考えるべきなんだろう。
光が万遍なくあらゆる方向から当たれば花も十字にキレイに着くと思われるが、
花穂自体回転できるはずもなく、ほとんどの花は一方向を向く。

花は純白色で、レモンエゴマと似たような構造だ。
即ち上下に雄蕊が2本ずつ着き、筒の奥の方に雌蕊(子房)があると思われる。
花弁や花柄には白い毛が密生している。
追加修正
毛に金粉が着いているのではなく、萼片にある腺点が黄金色に輝いているのだった。
それにしても恐ろしく毛むくじゃら・・・。
