Iさんにタケノコを持って行くと今日は出荷で忙しいから夕方いただくという事だった。夕方もう一回行ってみると何とそのタケノコをIさんが絶賛していた。

『このタケノコ俺でも噛めたがな！、ア～今年初めてタケノコを食った！』

Iさんは歯がない。ある事はあるが右奥にほんのちょっとあるだけだ。

右45度に首をひねり漬物でも何でも時間をかけて終いにはいつの間にかヒン飲んでいるのだ。

しかし今日のタケノコは彼の絶賛を浴びた。彼が食べられたという事で吾輩も嬉しくなった。

しかし吾輩的にはもう少しどうにかならんものかと思っている。

糠袋が破けていたのが気に食わない。

糠袋にかなり多めに詰めて今度はジュートのヒモで袋の上側を縛った。

これで糠は袋から出て来ないハズだ。タケノコはこれからが本番。

どれくらい風味を残せるか課題が残っている。

それにカミさんがよく作っていたタケノコの漬物も作ってみたい。あれはどうやって作っていたのだろうか？

糠袋のやり直し