病院で米澤君と会った。

米澤君とは中学校以来会っていないのによく分かったもんだ。

『アリャどうして俺の名前が判ったんだい？』

病院で名前を呼ばれる時からそうだと思っていたそうで思い切って声をかけたということだった。まあしかしこんなところで会うとは思いもしなかった。

少しやつれていたが昔のままのショウちゃんだった。

彼も脳梗塞で岡田さんにかかっているということだった。

彼は同級生の間では人気者だった。彼の周りをよく女の子が取り囲んでいた。

何回か同窓会でも会ったことはある。人気者は相変わらず人気者で彼の周りを女の子が取り囲む。

で、今何処にいるんだい？

『オレかあ？俺は昔のまんまよ。ほら、パチンコ屋の前の田んぼの中よ。〛

中山のいわゆる分限者だったのだろう。川島くんとか竹脇君とか脇本君の名前が浮かんだ。大園辺りの近くには階元もいた。

彼も調剤薬局で薬を貰いに来ていた。まったく奇遇とは言え同級生は妙に懐かしい。

最後にもう一回調剤薬局によって挨拶をした。

で、私の方の診断結果は今回だいぶ改善されてHba1cも6.3から5.6に下がっている。

家の野菜ばかり食っていたお蔭だろうと思う。

気になっている足の痺れのことを聞いてみた。前回も先生に訊いたのだがツムラの八味地黄丸を飲んでいるだけだ。この薬が特別に効いているとは思っていない。

まあしかし症状が進んでないことが救われる。今回も以前のくすりのままだ。

お蔭で大変安く着いた。

気分を大いによくして今度はたわわタウンに向かった。

病院の治療費は野菜に化けた。

色々買ってまだ写真も整理していない。

家に帰ると屋久島さんから品物が届いていた。まだ品物も見てみていない。

とりあえず写真を入れ後で整理する。

たわわたうん

中山の無人販売所で”たまみ”を買う。

やっほ～！屋久島さんのツバキが届いていた。

米澤君と会う