感動のフィナーレ?! | ソウル暮らし~世界4分の1

ソウル暮らし~世界4分の1

98年に韓国語を始めて早22年。韓国ソウル生活通算15年。韓旦那に娘と黒柴の4人でソウルの無駄に広い公園から移動してソウルの端っこで生息中。

5月末の術後診察につづいて、6月初めにMRI撮影後の再診察がありました。(忙しくて、今更な記事ww)

 

 今回のハゲ爺(執刀医)も何やら機嫌がよくって、

「子どもは何人?あの時の子一人?」

「兄弟は何人?」

「なんでもう一人産まないの?」

 

珍しく軽く世間話をした後、

「MRIみたけど、もう、腫れもないし、大丈夫。手術の痕しか残ってないよ。飲んでる薬は、タヌキ爺(処方してる神経科医)に話して、もう薬も徐々に減らしていって辞めてもいいよ。」とのこと。

 

「ほんじゃあな。もう来なくていいよww」

 

え?来なくていい?「ああ、はい。ありがとうございました!」

 

といって、診察室を出たら、看護師さんにも、

「もう大丈夫なので、来年の予約もしなくていいですよ」

え??

もう、ハゲ爺に会うことないの?完治なの?(薬は残ってるけどね)

なぜか、いまいち状況が把握できなくて、

 

帰り道、激辛王子に電話して

「何か、お礼とかしたほうがいいよね?何がいいかな?でもキムヨンラン法とかあるし・・・ていうか、医者に御礼って物渡してもいいのかなあ?日を改めて一緒にお礼に行こうか?」と話して、

電話をきって、歩いてる途中

 

突然、涙がでてとまらなくなりました笑い泣き

 

ああ、私、治ったんだなあ。と。

でも、いつも通りまたハゲ爺に1年後に会うと思って、

普段通りに御礼行ってでてきちゃった。

 

もっと、深々ときちんと、ありがとうを伝えればよかったなあ。と。

この4年間弱、お世話になったことを、いっぱい伝えればよかったなあ。という後悔。

先生は私の命の恩人ですって、先生の前で泣きながら(笑)でも

喜びを表現すればよかったえーん ←え

 

手術の頃はもちろん、その後のケアの時、

 

診察の日は、不愛想なときもあったけど、機嫌いい日も多かったしw

 

普通に近所の道ですれ違ったときに、「おお!アンニョン!」とハゲ爺から声をかけてくれて、

でも、白衣着ていないから、「このおっさん誰?」と目を細めて

「ああ!先生!アンニョンハセヨ」と世間話したり、

 

院内で会ったときは、白衣着てるから、逆に私から「先生!」と呼び止めて挨拶したり。

 

思えば、この先生に執刀してもらえてよかったな。フォローしてもらえてよかったな。

と思える先生でした。

 

もちろん、完治に一気に近づいたことも、年に一度のMRI検査が終わったことも嬉しいですが、

一年のご挨拶のように、ハゲ爺に会えなくなった、寂しさ?みたいなものが一気に込み上がってきました。

 

そうそう、ハゲ爺なんていうニックネームつけてごめんねwwww

爺さんって年齢でもないのに(苦笑)

 

で、感動のフィナーレとか思いつつ。

今回の脳のMRI料金wwww

 
術後検査なので、保険が効いてこのお値段。ほぼ2万8千円。

(造影剤なし)

 

ハゲ爺の診察代は、なぜかタヌキ爺よりも安い

自己負担 7700ウォン。

タヌキ爺は 10000ウォンなんだけどね。

(タヌキ爺は選択料金が加算されるけど、これも規定で近いうちになくなるらしい)

 

まだまだ通院は続きますが、きっと、自分は誰よりも最速で完治に向かってるんだななと思う今日この頃。

 

ちなみに、「医師への御礼」について、知り合いの外科医(というか、同じ病院の先生www)に聞いてみたところ、

やはり

「キムヨンラン法があるから、コーヒー1本でも渡してはダメ。患者と医師という『金銭関係』がある以上は5万ウォン以下の物だとしても、もらった医師が困るからやめてね。『ありがとう』の一言で十分だよ。患者の中には『ありがとう』も言わない人がたくさんいるんだから」

 

だそうです。

 

これもびっくり。診察してくれた先生にありがとうも言わないの?!

 

「患者の中には、自分は『お金を払ってるお客』っていう考え方の人もいるし。アメリカとかでもサンキューって医師に言わないよ。御礼に菓子折り?・・・なんて日本人らしい(笑)」

 

キムヨンラン法の前までは、術後に激辛王子がハゲ爺にコーヒー渡したりしてたけどね。

 

そんな話を激辛王子にすると、

「じゃあ、家族3人の写真でもとって、手紙書いて渡す?ニヤニヤ

 

・・・・・・・そっちのほうが、もらって困るわwwwwwwww