実は、御歳92歳のうちのジジ様
9日の朝に倒れまして
3度目の脳梗塞でした。

今回は今までより広範囲でして
左半身麻痺と言語障害、意識障害も
今までになく重い状態です。
そして、誤嚥性肺炎も併発しとります。

9日の朝起きてくと
自室の椅子に座り寝とりました。
まぁ、これは毎度の事で
4時頃起きてしまっては
朝になり居眠りするというパターン

アタシがトイレに入ると
ビンゴが吠えました。
すると、ジジが「ビンゴぉ〜ビンゴぉ〜」
と吠えるビンゴを諭すように呼びました。
これも、毎朝の事です。


トイレから出てジジの所へ行くと
なぜか前のめりに突っ伏してまして
なんだ?あんな格好でと思い
起こしてみましたが、なかなか重たい。
そして、左に傾き寝てる。
それでも、寝てるんだと思ってました。

仕事に行くので、ご飯を食べて支度をして
ジジの所へ行くとまだ寝てる。
「今日はデイサービスだよ?行かないの?
行くのなら早く起きないと」と言っても
目は閉じたまんま、呂律の回らない口で
何か言いますが、なんだか?分からん。

でもこれは、なんか違うんじゃないか?
と思い始め姉に相談しました。
でも、身体が動かせないなら救急じやないか
と言われて、デイサービスの方に電話しても
救急呼んだ方がと。
急いで救急車呼びました。

この前治療した病院へ搬送してもらうと
若い主治医は「一過性虚血発作」と
決めてるようでした。
「CTを撮りましたが変化は無いので
点滴して午後にはお家に帰れると思います」
と言われました。
でも、全然目も開けられないし
呂律回らないし。なんか???でした。
点滴が終わると、先生が来て起こしてみましょう
と言いだし、男の看護師と数人がかりで
ジジを起こそうとしますが
全く起こせません。

私からすると、この状態で無理だろと
思いましたし、何をするんだろ?と
腹が立ちました。


そうすると、先生は
「じゃ、入院しますか?お父さんは
前回も翌日になったらすっかり元気に
なったので」と。

そして、クドクドと
「お父様の場合、積極的治療をしないので
そうなのであれば、こちらに運んで貰っても
私どもではやる事もなく、これからは医療的な
福祉施設であるとか訪問医療なるものを
利用される方が。救急車を呼ぶのではなく」
とあっさり言ってのけました。

頭にきたので、
「じゃあ、あれですか?
もう、こちらでは診て貰えない
ということなんですね?」と言うと

「う〜ん、と言いますか〜
積極的に治療しないのであれば
こちらではという事ですね」と。

まぁ、対症療法ではという事ですね
それは、分かる所もあるけど。

悔し紛れにジジに「お家帰る?」と問うと
ジジが回らない口で
「おトイレできない」って。

お家に帰ってもおトイレできないからと
こんな、状態で心配するジジ。



そしたら、主治医は
「入院するならMRIも撮ってみましょうか」
と言い出しました。



撮影室に運ばれて待つ間
主治医が、同意書を持って
出てきた時に

「救急車を呼ばないというのも
どうしたらいいか?と思うでしょうから
呼んで貰ってこちらに来て貰えれば
診させていただきますから」と

ほんの数十分前に言ったことを
撤回してきました。
アタシが診て貰えないって事ですか?
と切り返したのでマズイと思ったの
でしょうか???



そして、しばらく待つと呼ばれて
診察室に入ると
「いや〜MRI撮って良かったですよ
脳梗塞起こしてました」って。

もの凄い怒りが込み上げてきたけど
今、言葉を発するととんでもなく
感情的になりそうなんで
我慢しました。
「帰らなくて良かったじゃないですか」
とだけ言って。


そこからは、バタバタと
急性期対応のSCUという脳のICUに
入る準備になりました。

そんな患者を立たせようとした
コイツは医者として最低
アタシが見てもこの状態で帰る?と
思ったのでそれを言うと

「そういうのは家族の人の方が
よく分かったりするんです」

と、切り返してきました。
そういう所はお上手に返せます。


長くなりましたが
ここ数週間はなんだか大変でした。

ジジ様は肺炎の治療と
リハビリと毎日頑張って
今週は一般病棟に移りました。



鼻から胃に管を入れてますが
手で抜いてしまうので
手にカバーをされてます。
ペリカン君というカバーです。



意識障害あり、なかなか目も開かず
覚醒しないのですが
こちらの言うことは分かるようで
頷いたり、回らない口で返してきたり
します。


脳の覚醒の為、ラジオが良いと言うので
ラジオ聴かせてます。


さて、どこまで戻せるのか?
アキラのパワーの見せ所ね







長文になりすみません。
一気に吐き出した感じっす。


でわ、また