前回は、総勘定元帳から伝票の金額を読み取りました。


今回はその続きです。(^∀^)ノ


それではまず、伝票会計の流れを思い出してくださいラブレター


得意先元帳や仕入先元帳には、どんな流れで転記しますか?


得意先元帳や仕入先元帳には、伝票から個別転記でしたよねニコニコ



受取手形勘定を分析した結果、振替伝票No.305の買掛金が判明しています。


この会津商店への買掛金12,000円(借方)を、仕入先元帳に転記しましょう。


そのときに注意したいのが、振替伝票からの転記が2ヶ所あることです目


取引があった順番に記録をするべきなので、振替伝票No.を確認してから転記してくださいメモ



例題クローバー
仕入先元帳
残高 金額推定(貸方)

借方 12,000円
残高 42,500円(貸方)

金額推定を計算せよ携帯


答え
54,500円



仕入先元帳は、仕入先別に買掛金を管理している補助簿ですよね本


借方12,000円ということは、買掛金が減少したということです。


金額推定は金額が減る前の金額ということになるから、54,500円になります音符


例題クローバー
仕入先元帳
残高 79,500円(貸方)

取引 各自推定
残高 54,500円(貸方)

取引内容を答えよ携帯


答え
借方25,000円



取引によって金額が減っているので、借方25,000円だと分かります¥


さて、
この25,000円(借方)は、摘要欄に振替伝票と記載されていますよね。


実際に、振替伝票と照合しましょうラブレター


すると、振替伝票№303から個別転記されたものだと分かります。


そこに判明した金額25,000円を記入しましょうメモ


そのときに売掛金の金額も分かるので、得意先元帳に転記することが出来ますキラキラ


後は、同じ手順の繰り返しです。


ひとつずつ金額を判明させて、すべての伝票が分かれば、仕訳日計表に集計して終わりです本



それでは、過去問の第128回。
第二問の目標時間は25分です。


5伝票制の起票の方法や、伝票会計の転記の流れ。


基本的な内容を理解して、得意分野になりましょうニコニコ


分かる所から、落ち着いて解きまっし音符