牛丼チェーン御三家のすき家、松屋、吉野家で売られている牛丼並の価格はそれぞれ450円、460円、498円である。280円で食べられていた時代に比べると随分高くなり、1.5倍以上となっている。上がらない給料に対して物価ばかり高騰するのは何とも世知辛い。


ところですき家と松屋には10円の価格差があるが、もし隣同士に二店舗が並んでいた場合どちらの牛丼を注文するだろうか?

一見すき家の方が安くてお得に見えるが、私なら松屋一択である。何故なら「味噌汁」が付いてくるからだ。仮にすき家で味噌汁と牛丼並を頼んだ場合、味噌汁単品の値段は110円だから、セットではなんと560円も掛かる。腹を膨らませたい人が実質10円で味噌汁を食べられる松屋に行くのは言うまでもない。

しかし何故ライバル店のプラス10円で味噌汁が付けられるのか?それは味噌汁の原価がとんでもなく安いからである。ネットの情報によると、どうやら1杯7円程度の原価しか掛からないらしい。つまり松屋は味噌汁を付けることでお得感を演出し、実際は3円余分に儲けているらしい。

人間でも同じ事が言える。就活などで同等のスペックの人間と比べられるシチュエーションで優位に立ちたい場合、「松屋の味噌汁」のように実は難易度(原価)が低いが一見凄そうな資格や肩書き、学歴などで付加価値を付けることが有効だろう。つまり如何にハッタリをかませるかで人間は高く見られるのだ。