- イニシエーション・ラブ (文春文庫)/乾 くるみ
- ¥600
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イニシエーション・ラブ
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最後から二行目で、全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー
伏線がすごいと評判の本だったので買って読んでみました。
僕(鈴木)が、合コンで知り合ったマユと恋に落ちというストーリーです。1980年代後半の静岡を舞台にしています。
この小説では、前半のside-Aと、後半のside-Bから構成されています。side-Aでは鈴木とマユの出会いから物語が始まり、side-Bでは鈴木が静岡から東京に転勤することから物語が始まります。
物語のいたるところに伏線が張り巡らされていて、読み終わったときに伏線の多さにびっくりしました。
ラストから二行目で全く違う物語に変貌すると評判だったので、ラストに期待しつつ一気に読みました。
先に最後のページを読みたい衝動にかられながらも、我慢したかいがありました。ラストから二行目を読んだときは鳥肌が立ちました。そして、もう一度読み返しました。
「必ず二回読みたくなる」といわれるだけのことはあります。
ただ、言い方は悪いですが、二回読みたくなるというよりは、二回読まないと話がわからないといったほうがいいかもしれません。
伏線が回収される前に話が終わってしまうので、読み返さないと話がつながらなくなってしまうと思います。
初めから伏線を注意深く読みながら謎解きをしながら読んでいれば、途中で謎が解けるのかもしれません。
side-Aに関しては純粋に恋愛小説としても楽しめると思います。side-Bからは謎解きの要素が多くなると思います。
この小説を読んで思ったのは、
女って怖いな・・・
ということです。
この小説を読んで、遠距離恋愛(中距離?)していた元カノのことを思い出して少し憂鬱な気分になりました(笑)
ミステリー好きな方も、恋愛ものが好きな方も両方楽しめる小説だと思います。
興味がある方はぜひ読んでみてください。
