インドには、不用品処分の方法の一つに
オークションという手がある。
オークションをアレンジしてくれる業者がいて、
彼に依頼をするとバイヤーたちへ連絡し、
当日になるとバイヤーがやってきて業者がオークションをしてくれる。
オークションについては何人かの知人から話を聞いたり、
ブログを読んだことがあった。
「日本人にとってはゴミだと思うような物でも、
壊れたものでもなんでも売れる」
と聞いていたので、帰任が決まってオークションをしようと
考え始めたときから、不用品も捨てずに整理していた。
業者は、無料の日本語情報誌『Chalo』でも紹介され、
日本人の間でも有名なMunish(ムニシュ) Pahwa氏。
オークションの依頼メールを送るとすぐに返事をくれ、
電話も掛ってきた。
手数料は、 実施料2,000ルピー + 売上高の10% ![]()
オークション当日はアシスタント2人とともに
約束の時間通り、開始1時間前にやってきて、
テキパキと準備に取り掛かった。
売り物を運んだり、売り台となるテーブルのセッティング、
バイヤーに持って行かれないよう会場となる部屋から
一切の小物を片付けるなど、かなりキチンとした仕事ぶり。
これらが売り物の数々。
ヒーターや衣類、雑貨、毛布、掃除機、プラスチック容器などなど、
今の時点で不要なもの。
古いものや使いかけ、壊れている物も多々あったが、
「何でも売れる」と聞いていたので、全て売りに出してみた。
開始予定時間前にセッティングが終わり、
既に外で人が待っているとのことで、オークションを開始することに。
いつもは時間にルーズなインド人が定刻どころか
時間前にやってくるとは・・かなりオークション慣れした
バイヤーたちであることが窺える![]()
ぞろぞろと人が家の中に流れ込んできた。
家に入るなり、急いでテーブルの目の前のソファを陣取る。
この時点ではバイヤーの数は10人程度。
早速オークションが始まった![]()
売り物が出されると、100ルピー(約180円)から競りが始まる。
例えば上の写真の和風のお盆たちは
まとめて1,400ルピー(約2,500円)で落札![]()
噂に聞いていた通り、売れない物は何もない。
文房具や雑貨などの小物は安いが、それでもどんどん売れていく。
特に人気が高いのは電化製品で、
品物が出てくるとバイヤーたちの関心が一気に高まる![]()
パソコンやプリンター、冷風扇、スマホなどは
2,000~6,000ルピー(3,600~1万円程)で落札。
まだ使えるけど古いパソコンだし、動作がすごく遅い。
それでもいい値段で売れていくから驚きだ![]()
ムニシュ氏もバイヤーたちのモチベーションを維持するため、
うまい具合に小物と電化製品などの目玉商品を交互に出していく。
そうこうしているうちにも、徐々にバイヤーは増え続け、
結局は20人くらいになっていたと思う。
参考までに、会計は1品毎にするので結構なお釣りが必要。
会計をしている間にも次の商品の競りが始まるので、
何がいくらで売れたか、会計は済んだかを確認する人と、
現金管理する人がいたほうが良さそうだ。
幸いこの日は夫-寅次郎が休みを取っていたし、
他にも日本人2人が来てくれていたので
会計を手伝ってもらったりしてとても助かった![]()
大体2時間ほどでオークションは終了~。
売り物の大半は小物が多かったけれど、
最終的には予想外の売り上げだった![]()
別に引っ越しをするわけじゃなくても、年に一度、
不用品を整理してオークションを開くのもいいと思う。
日本だったらゴミになるか、逆にお金を払って
持っていてもらわないといけないから、
このオークションシステムには大感謝![]()
バイヤーの中には中古品を扱う業者もいそうな様子だったが、
古くても、どこまでも安いものを必要としている人が存在する
インド社会だからこそ、成り立っているシステムなのかもしれない。
本帰国の直前に、もう一度オークションを開催する予定。
引越しの煩わしさの一つである不用品の処分に
頭を悩ませなくてもいいどころか、臨時収入にまでなって
ありがたい限りだ![]()
参考までに![]()
Munish Pahwa
TEL : +91 9810258658, 9810222422
E-mail : pahwamunish@yahoo.com





