まだ受験するかしないかも決めていない我が家ですが、

しばらく前に「お受験教室」の体験だけは済ませました。

 

少しでも受験する可能性があるのなら、

求められる力を知っておいた方が良いと思ったのと、

 

絵画の指導もしてくれるというところに惹かれました。


最近の娘はオリジナル絵本を作ったりと創作意欲に溢れているので、

お受験はしないことになっても

絵画を習うのは良い経験になるのではないかと思ったのです。

 

 

それで体験に行ってみてですが・・・

 

そのお受験教室は本当に独特な世界観を築いていて

私たちはカルチャーショックを受けてしまいました笑い泣き

 

まず、先生は娘と全然目を合わせません。

「同じようにやって」と

先生と同じように積み木を積ませたり、

絵を描かせたりするのですが、

 

親にはそれぞれの活動の説明をしてくれるものの、

娘は完全に置き去り。

 

「ここが違うね」と間違いを正されるだけでしたガーン

 

課題への興味付けもなければ

ポジティブなフィードバックもなし。

 

お受験に必要と思われる

知識やテクニックをひたすら詰め込む、詰め込む〜ゲッソリ

 

そして一番衝撃的だったのは

子どもたちの描いた絵でした。

 

子どもたちの作品集を見せていただいたのですが、

どの子の作品も全部同じテイストで金太郎飴状態なのですポーンアセアセアセアセ

 

おそらく、体験授業の時と同様に

普段から子どもたちにお手本の模写のみを強要しているのでしょうね。

 

先生は

「どうです?レベルが高いでしょう?

お受験でもこの教室の子どもは絵画では上位に入ります。」

と言うのですが、本当でしょうか??

 

確かに一般的な同年齢の子どもと比べれば、被写体をより正確に描けてはいるのですが、


正直、私は個性を完全に消し去られた

子どもたちの作品集には恐怖さえ感じてしまいました。


それから中学受験についても聞かれて驚きました。


希望の小学校に入れたとして、中学校は内部進学をするのか、外部受験をするのか。


外部受験をするならどこを受けるのか、そこまで決めておかないとなんだそうでアセアセアセアセ


小学校受験が親主導になってしまうのは致し方ないにしても、中学校まで親が決めてしまうってどうなのでしょう?


子どもの意思はどこへ????

 


この教室を見学して思ったのは

星お受験教室の先生=教育者ではない星

志望校に合格はさせてくれるかもしれないけど、

人間的な成長を促してくれる存在ではない。

 

星右を向けと言われたら右を向くような子どもに向いている星

短期間で合格レベルに到達しようと思ったら

「なぜ」「どうして」の気持ちは封じ込めて、

何も考えずに言われたことだけをやらなければならない。

「興味付けの部分は家庭でやってくださいね」ということなのかもしれませんが。


星進路選択は親がしてあげた方が子どもは幸せになれると親自身が強く信じている家庭に向いている星

 

ということでしょうか。


子育てに正解はないけど、

取り敢えず我が家の考え方とは合いませんでしたえーんアセアセ


 

国立小学校も私立小学校も

折角一般的な公立小学校よりも

自己表現の場が多くありそうなのに、

こういう「金太郎飴製作所」みたいなところを通過してきた

子どもばかりを合格させるのは本当は不本意なのではないかなと

ちょっと余計なことを考えたりもしました。

 

試験がある以上、成績上位者から合格させるしかないし、

そうすると「金太郎飴製作所」で訓練された子の方が高得点を取れてしまうという・・・

 

 

きっと都会の小学校受験が盛んな地域だと

「お受験教室」の選択肢も多いだろうし、

ステキな教室もたくさんあるのでしょうが、

地方だと「お受験教室」の選択肢は多くありません。

 

 

なので、我が家はもし受験することになっても

特別な教室には通わず、

運良くご縁をいただければ通うくらいの姿勢で

チャレンジしようと思います。

 

いくら魅力的な小学校に入るためであっても、

1年間は自分を押し殺して

言われたことだけをやるなんて健全でない気がするし、

 

そういう幼少期を過ごしたことが将来的に

子どもの人格だったりにどういう影響を及ぼすかも心配なので。

 

やはりお受験も

楽しい日常の先にあるものであってほしいなと思います。

 

 

とりあえず今は、こちらの本で情報収集しときますキラキラ