やれ英語の発話が減ったとか、
日本語の番組ばっかり見てるとか、
母の私が一喜一憂してしまうことはありましたが、
4歳の一年間全体を振り返ると
日本語の割合が増えつつも
英語も生活の一部として、
何なら娘の一部として根づきつつあることを
感じられた1年でした。
以下特に印象に残ったことの忘備録です。
日本語優位になった
日本に住んでいるので当たり前ですが
以前は英語の方が語彙力があったように記憶していますが、
4歳の1年間で完全に日本語優位になった気がします。
特に子どもの家に通うようになってからの日本語の発達は
目覚ましいものがありました。
子どもの家では日本語オンリーということもありますが、
子どもの家からの帰り道が娘の日本語が一番炸裂する時間となっています。
このまま日本語が娘の中で母語として確立されていくといいなと願っています。
ただ、日本語が一番大切ではあるものの、日本語と英語の力の差が大きくなりすぎると
英語は用なしになってしまうことが容易に想像されるので、
(わざわざ理解力の低い言語で本を読んだり、テレビ見たりしないですからね)
発達段階に合う本なり動画なりが楽しめるくらいの英語力が保てるといいなと思っています。
読みの敏感期
振り返ると4歳の1年間は読みの敏感期だったように思います。
娘はいわゆるスーパーキッズではないため、進みははやくありませんが、
それでも1年間で随分読めるようになりました。
最初に敏感期が訪れたのは日本語でした。
日本語
4歳になったばかりの頃
◯ひらがなの50音が読める
5歳になった今
◯ひらがなの50音、濁音、半濁音、促音、拗音が読める
◯カタカナの50音、濁音、半濁音、促音、拗音が読める
◯3歳児向けの読み聞かせ絵本くらいまでなら自力読みできる
◯ワークの問題文を自分で読んで何をすべきか理解できる
そして少し遅れて4歳後半から英語も読み始めました。
英語
4歳になったばかりの頃
◯アルファベットの大文字・小文字が読める
◯アルファベットのフォニックス読みができる
5歳になった今
◯フォニックスの知識を活かして3文字の単語を読むことができる
◯最頻出のsight wordは読めるものが増えている
◯ORTのレベル1〜3は自力読みできる作品も増えている
こうして書き出してみると日本語も英語も1年ですごい進歩してる〜
子どもの何かを吸収する力ってすごいと思います。
そして何と言っても「好きこそ物の上手なれ」。
何度か書いていますが、娘は英語の読みに関してはセンスのある方ではありません
(日本語はそれぞれの文字の読み方を覚えるだけでいいので、今のところは苦労してません)
アルファベットのフォニックス読みを覚えてから
単語が読めるようになるまで結構な時間がかかったので、
センテンスが読めるようになるまでには相当時間がかかるだろうと覚悟していたのですが、
「絵本が大好き!」「自分で読みたい!」というモチベーションがあったため、
予想していたよりは早くORT絵本を読み始めることができました。
特に、ORTを追加購入してからの娘の読書欲は凄まじく、
1時間くらい平気で読書してます(というか音声ペンに読んでもらってます)
音声ペンに読んでもらう中で、いつの間にか読み方を覚えた単語も増えてきて、
ORT絵本でなくとも単語やセンテンスをいきなり読み出してびっくりさせられることもあります。
決して能力的に恵まれているタイプではない娘でさえも読めるようになるのだから
「好き」っていう気持ちは本当に本当に大切なのだと再認識させられます。
これからも本が好きなまま成長してくれますように
国際交流・異文化体験
コロナ禍で海外との行き来が難しい時期ではありましたが、
その中でも国際交流や異文化体験の機会に恵まれました。
ホームスティ受け入れ
本格的なコロナ禍に突入する前の話ですが、
フランスからのゲストを受け入れました。
コロナ禍でなければもっともっとたくさんのゲストを受け入れるはずだったのに
やはり寝食を共にする経験はいいなと思いました。
「世界のどこかにある国」が「◯◯さんの国」になるって素敵です。
ゲストハウスでのホームステイ体験
カナダ人、ブラジル人、アルゼンチン人2名がホストをしてくれました。
4人とも子ども好きだったので、短い時間ではありましたが、
娘と全力で遊び、可愛がってくれました。
肌の色が違っても、母語がそれぞれ違っても
信頼関係を築けるってことを肌で感じられたのではないかと思います
サマースクール2週間
生徒は全員日本人でしたが、日本人の先生とはちょっと違う視点を持って
クラス運営をされていたアメリカ人の先生から良い刺激がいただけました
outschool
オンラインの授業を何度か取りました。
インターネット上ではありますが、海外の子どもと一緒にレッスンを受けるのは
オンライン英会話のプライベートレッスンとはまた違う良さがありました。
世界とこんなに簡単につながれるなんて今の子は恵まれているなあと思います!
もうしばらくは海外との行き来が難しい状況が続くと思いますが、
その中でもできることをまた探していきたいなと考えています。
まとまりませんが、4歳のバイリンガル育児で
印象に残ったことを書いてみました