前回のブログで3年間のバイリンガル育児を振り返りましたが、
我が家では英語教材(DWEと七田式)も使っているので、そちらの感想も書きたいと思います。
DWE
持っている教材:ミッキーパッケージ+G
使用開始時期:胎教から
DWEの良いところ
* Sing Alongは邪魔にならないBGM。覚えやすいけど主張しすぎないメロディーでいつでも何となくかけておける。
* Straight Playは言葉の意味をつかみやすいように本当によく工夫されている。
* 文法も積み重ねて行けるように工夫されているため、しっかりインプットすると自分でセンテンスを組み立てて話せるようになる。
* いろいろな教材があるので、飽きずに続けられる。少し離れてしまうことがあっても戻りやすい。例えばDVDを見てくれなくなっても、マジックペンは好きだったり、車で音楽を流すのはOKだったりと教材の全部がずっとダメという状況にはなりにくい。
* どの教材も一度触れたら急に発話が増えるというものではないが、繰り返し触れていくうちにいつの間にか理解が深まり、発話も増えていく。
DWEの残念なところ
* 費用が高い。WFの会員でいるメリットはもちろんあるが、毎月の会費がバカにならない。会費を取っているのだから、せめてイベントがワンコインとかになればいいのにと思う。
* CAPの課題が微妙。歌をフルコーラスで歌う課題が多いが、英語力があっても歌が苦手な子もいるだろうし、英語力がなくても丸暗記で歌えてしまう子もいると思うので、もう少し違う方法で定着の度合いを測れないものかと思う。
* 日常会話が少なく、内容を理解できても、覚えても日常で使う機会があまりない。
七田式
持っている教材:「さわこの一日」「Speak Up Stories」
使用開始時期: 2ヶ月前
七田式の良いところ
* 「さわこの一日」も「Speak Up Stories」も日常でよく使う表現を扱っているため、覚えた表現をすぐに生活の中で使える。
* 「さわこの一日」「Speak Up Stories」も1つの絵に対して英文1文のことが多いので、意味をつかみやすい。
* 暗唱しやすい。
* みーたんの好みの問題なのでしょうが、食いつきがものすごく良い。
七田式の残念なところ
* よく使われる基本フレーズを暗記していく感じなので、文法の知識を積み重ねることはできない。自分で文を組み立てられるようにはならないと思う。
* ストーリー性がない。読解力は育たない。
DWEと七田式を比べると、タイトルのとおり
「即効性のある七田式とじわじわ効いてくるDWE」となります。
どちらも一長一短がありますが、今になって思うのは
もう少し早くに七田式も導入したらよかったかなということ。
言葉を習得するには、やはり「言えた!」「伝わった!」の経験を繰り返すことが重要だと思うんです。
DWEはじわじわ効いてくるけど、即効性はないので、
ひたすらインプットをするという期間が長いように感じます。
対して、七田式は教材に触れた次の瞬間には覚えた表現を使えます。
DWEじっくりインプットをしつつ、七田式でアウトプットを促せたら
もう少し早く話せるようになっていたかもしれません。
人生にifはないので、実際のところは分かりませんが
最後に、
バイリンガル育児に教材は必要か
Mustではないけど、あると便利です。
今は海外の書籍もDVDも簡単に手に入るので、特別に教材を購入しなくても
バイリンガル育児はできると思います。
でも、絵本でもDVDでも子どものレベルにあったものを、
毎回毎回選定するのにはなかなかの労力を要すると思うので、
そこを少し楽にするために教材の力を借りるのは悪いことではないと思います。
また、海外の絵本だと「さわこの一日」や「Speak Up Stories」のように
日常表現が詰め込まれたものが意外とないので、
限られた時間の中で必要な表現に触れようと思った時にも教材の活用は有効だと感じます。
バイリンガル育児にばかりお金をかけるわけにもいかないので、
高い教材はあまり増やしたくありませんが、
これからも教材ならではの良さを活かして、
教材と上手くつき合っていきたいです。