先日、箱根にある金時山に登ってきました。
初心者向けの山と聞いて安心してのですが…
なめたらアカン…((゚m゚;)
お天気にも恵まれてたはずなのに!!
なのに途中でポツポツと雨が…
そうきたか…と雨具を羽織り、こんなはずじゃなかったのにー!と愚痴ってみる。
そうそう、こんな時は、ヨガの行でもあるモウナをしよう!と、沈黙を守りながら内側に意識を向けてみる。
始めてしばらくは、色々頭の中に言葉が浮かぶ。
あとどんくらい?とか、疲れたぁーとか、冷たいだのなんだの…
ついつい、後ろを歩く友人に同意を求めようとしてしまう。しばらくして心の中が落ち着いてきたようで
ただただ自然の中を歩く。
私を支えてくれる杖(木の棒)が私より先に大地に着く音、落ち葉にあたる雨の音、雨と木々の混ざった香り、雨に濡れ鮮やかになる落ち葉の色。私の荒い呼吸、
そして雨があがったことを知らせてくれる鳥の声…
私が声を発さなくても自然界には沢山の音がある。
やっと頂上に着いたけど、霧に覆われ見えない下界。
ほんとは、目の前に大きく見えるはずの富士山。
見えないけど、必ずそこにある。
きっと、私も見てないことたくさんあるんだろうな…と思ってみたり。
そんなことを考えた頂上を後にし、下山。
途中、金太郎の宿り石なる大きな岩に出会う。
何やら、石を支えるように木の棒がたくさん!
今まで、私を支えてくれた杖を今度は石を支えるお役目を担うことに。
支えがなくなった私は心もとない。 すぐ足をくじいちゃいそうになる…
ひとりじゃ生きていけないのね。なんて、思った山登りでした(*^.^*)
下山後のビールの味は最高ヾ(@°▽°@)ノ