大当りして右打ちしたら、
打った玉の殆どがアタッカーor右の10賞球口に入る入る。

釘調整を写メるのは嫌いだけど、
この時ばかりは撮って、
デザイナーさんに釘の絵を描いてもらったのが上のソレ。
凄いでしょ。

海スペシャルの公称出玉は約1900個でしたが、
単発で2500個以上は軽く出ましたからね。マジな話し。
賞球の払い出しなんてとても追いつかないし、
時短中に店員さん呼んでドル箱替えてもらう始末。

さらに電サポ中に測定不能な程、玉が増えたんですよ。
電サポ横の隙間すべてが釘で塞がれていたうえに、
10個賞球口ガバアキの威力は絶大。

信じられない境遇であっと言う間に夜になり、
その日は3時間で+45500円となりました。

その頃は遠征先ではしょっちゅう車中泊してたんですが、
もしかしたら明日も打てるかも？　
いや、そりゃね～わな？

なんて考えながらスーパー銭湯に入り、
淡い期待を抱きつつ適当な空き地で就寝しました。

車中泊と聞くと「しんどそう…」と思われがちですが、
ワンボックスカーの後部座席を外してベット＋布団で寝ていたので、
自宅とほぼ変わらないスタイルで問題なく眠れていましたよ。

で、夢みたいな台を打てた翌朝、
「もう前日のスペシャル右打ち台はないだろ？」
と思いつつ10時前にホール着。

開店待ちのお客さんは数人しかいません。

恐る恐るホールに入り、
新海スペシャルのシマへ向かうと……

あ、あ、ある！　右打ち台が8台も！
しかも、ご丁寧に昨日右打ち台だった台番の釘は、
全ての釘が元通りに通常状態。
そして新たに8台が、
多くの釘を曲げられ右打ち台に変貌。

なんでこんな面倒臭いことしてるのか？
そして、なぜプロや軍団がいないのか？
なにかの罠なのか？

色んなことを考えながら右打ち台の1台に腰を据え回していくと、
通常時の回りはオマケ入賞も手伝って、軽く千円30回超え。

そして当れば出玉は2500発以上で電サポ中に鬼増え…。
これで負ける訳がありません。

12時間30分回して当りは20回で、収支は+89000円
期待値は軽く10万を超える台でした。

さすがに今日で終わりだろう。
終わらなくても明日には、
プロ軍団が全台押さえるだろう…

と思いつつスーパー銭湯に入り、空き地車中泊で就寝。

翌日10時にガラガラの店に入ると、
新海スペシャルのシマには誰もいない。
そしてまた、右打ち台8台程の台番がいちいち変わり、
昨日右打ち台だった釘は元通り…デジャブです。

でその日はチョイ当りが足りずで、+11万。

信じられないでしょうがその後2週間、
同じことの繰り返しとなり、
50万発程出すことが出来たんです。

その間、プロらしい人は一人も来ず。
常連のオバちゃんが「お兄さんどうやったら出るの？」と言われ、
右打ち手順を教える程、平和な時が流れていました。

ウチコでも使って右打ち台の全台を占領してれば、
1日100万程稼げたでしょう。
ま～、俺は死んでもパチンコでは人を雇いませんけど。

でも、始まりがあれば終わりはある。

ある出来事後の新装から、
右打ち台は忽然と姿を消したんです……

毎日毎日夢みたいな台を打ち爆勝。
出た玉を流してレシートを特殊景品に変え、換金所で現金交換。
そんな流れを繰り返してたある日、おかしなことに気付いたんですよ。

それは、景品カウンターでレシートを出し特殊景品を貰う時、
交換率が3.33円だったこと。

不思議に思い、
打ってる最中に女性店員さんを呼び事情を話すと、
奥から白シャツを着た店長さんらしき人物がやってきました。

そして私が座る席にやってくるなり、
あり得ないトンデモ行動に出たんです…

すんません、
完結編は明日以降に。
ほな、またね。

右打ち台の真相②