手を伸ばして、
この想いが君だけに
届きますようにと
一人呟いた夜は
虚しさで満たされてしまう
ある日突然、何となくが
確かな者に変わったけど
届くはず無いって
嘆いて、諦めていた
確かめもせずに
手を伸ばして、
この両腕が君だけを
抱けますようにと
一人呟いた夜は
切なさで満たされてしまう
その日突然、何となくが
確かにあったんだけど
触れる事も無いって
嘆いて、諦めていた
確かめもせずに
一途なんかじゃなくて
他に見当たらないだけ
なんて、言い訳したり
恥ずかしがる
必要もないのに
隠してみたりして、
無駄な照れが本音を
覆い尽くしてしまう
周りの目を気にして
思い描く妄想に
嫌悪感さえ抱いてしまう
手を伸ばして、
この想いが君だけに
届きますようにと
手を伸ばして、
この両腕が君だけを
抱けますようにと
手を伸ばして、
君の想いが僕だけに
向けられていないって
一人呟いた夜は
人は、優しさに甘え
何かを求め続ける
差し出したもの全て
受け入れられない。
見上げた相手の秤には
何が乗っているのだろう
この傾いた場所からは
覗くこともできない
この傾いた場所から
除くことができない
釣り合わなくても
この想いは、無くならない
釣り合わせようとしても
この重石は、無くならない
油に、水が沈むように
水に、油が浮かぶように
等しさは、有り得ない
何かを求め続ける
差し出したもの全て
受け入れられない。
見上げた相手の秤には
何が乗っているのだろう
この傾いた場所からは
覗くこともできない
この傾いた場所から
除くことができない
釣り合わなくても
この想いは、無くならない
釣り合わせようとしても
この重石は、無くならない
油に、水が沈むように
水に、油が浮かぶように
等しさは、有り得ない
求めた者は触れられず
失った物は思い出せない
省みた過去忘れて
先を見いだせずに
今を、生かされている
輪廻の如く
気分次第で苛立ちが変わる
存在価値 0に等しく
存在意義 無に等しく
唯一無二と証せずに
優柔不断をあからさま
無色透明 人畜無害
空気のような存在
僕はここにいるよ。
失った物は思い出せない
省みた過去忘れて
先を見いだせずに
今を、生かされている
輪廻の如く
気分次第で苛立ちが変わる
存在価値 0に等しく
存在意義 無に等しく
唯一無二と証せずに
優柔不断をあからさま
無色透明 人畜無害
空気のような存在
僕はここにいるよ。
