先日行われた、
ホーチミンでのメイクセミナーの原稿を、
こちらに転載いたします。
私がどんな想いで、
ホーチミンやバンコクに行っているのか？
を、この原稿で
知っていただけたら幸いです。
以下、原稿。
今回のことをとても嬉しく思っています。
僕は22歳から、
日本の銀座三越で3年間
メイクをしながら化粧品を
販売していました。
それから26歳で
「らしさが美しいを文化に」
という志を立て、
一般女性に向けて
「美塾」という
メイク教室を行ってきました。
12年で卒業生が6500名様、
講師が29名、26拠点となりました。
これまではずっと日本でやってきました。
初めて海外の方に
ご紹介させていただく機会が、
今回のベトナムの皆様です。
とても感慨深い想いでおります。
みなさまとの出逢いに
深く深く感謝いたします。
今からメイクのセミナーと
体験会を行ってまいりますが、
是非ともみなさまは、
僕のことを、
タイムマシンで未来から来た人間だと
思ってください。
日本はベトナムの30年先の未来
だと言われています。
これからベトナムが
歩んでいくであろう歴史の多くを、
日本はすでに経験しています。
そこで、
もちろん上手くいったことは、
繰り返したらいいと思います。
でも繰り返す必要の無い失敗は
避けることが出来ると思うんです。
僕はベトナムの女性たちに美しく、
しかも幸せに生きてもらいたい。
そのためにはどうしたらいいかを、
知っているんです。
それを伝えるために、
未来から来ました。
僕はベトナムに来て、
ほとんどの女性が
自分の顔が好きだと聞いて、
とても幸せな気持ちになりました。
なぜなら、
日本人女性の多くは、
自分の顔が好きではないからです。
そして、
日本人女性みんなが、
自分の顔を好きになってもらいたい。
自分に生まれて来てよかったと
思っていただきたい。
そんな思いで、
メイク教室を始めたのです。
ですから、
最初は僕たちの提案するメイクは、
ベトナムの方々には必要無いかな？
と思っていました。
ですが、
途中で考え方が変わりました。
それはバンコクに行ったことが
きっかけです。
バンコクはちょうど、
日本とベトナムの間くらいの
経済状況だと思います。
つまり、
ベトナムの少し先、15年先の未来です。
そのバンコクでは、
自分の顔が好きではない、
という方が増えていると言うのです。
つまり、
日本と同じような美容の発展をしていくと、
やはり日本と同じように
自分の顔が好きじゃない人が
増えてしまう恐れがあるのです。
質問です。
あなたは自分の顔が好きですか？
次の質問です。
あなたの子供さん、お孫さんも、
自分の顔が好きでいてほしいですか？
もしそう思われているのであれば、
このメイクを取り入れていただきたいです。
また、
あなたがこのメイクを取り入れることで、
自分の顔が好きなまま、
美容の発展を実現できるだけではなく、
歳を重ねれば重ねるほど
美しくなっていく人生が待っています。
さらには、
美容に対する
賢さを得ることになります。
余計な化粧品を買わなくて
済むようになりますし、
余計に化粧品を使わなくて
済むようになります。
それでは、
さらに話を進めていきますが、
次の質問は、
「みなさまはどうしてメイクをするのですか？」
もっと綺麗にするため。
目を大きく見せるため。
顔を小さく見せるため。
華やかに見せるため。
愛する人から愛されたい。
仕事がうまくいくように。
マナーとして。
色々あると思います。
私たちの提案する、
「どうしてメイクをするのか？」
は、
今よりもっと美しくなるため。
より美しく生きるため。
成長するため。
自分に磨きをかけるため。
自分で生まれてきてよかったと
思えるようになるため。
歳を重ねることが楽しみになるため。
なのです。
美塾はメイクの目的を、
再定義したいと思っております。
〜後略〜
ベトナムの子たちのとてもピュアな笑顔。