まだ息子が生まれる前の話です。
僕は出張が多いのですが、
家で寝れる日は帰ってから
「出張先ではあーだったよー、
こーだったよー、」
妻も
「こっちはあーやってん
こーやってん、」
ってそれぞれの話をして、
それで大抵、
いやほぼほぼ、
いや
99.875%
僕が先に寝ちゃうんですよね。
すると、妻は必ず、
「もーー寝ちゃうのー？
僕が先に寝ちゃうんですよね。
すると、妻は必ず、
「もーー寝ちゃうのー？
せっかくやっと話ができるのにぃ！」
とイヤがるんです。
僕も必死に起きていようと思っても、
とイヤがるんです。
僕も必死に起きていようと思っても、
完全にブレイカーが落ちたかのように
意識が落ちちゃって起きていられません。
それで僕はいつも
妻に対して、
申し訳無いなぁ、
不満持たせてるなぁ、
って思っていたんです。
それでね、
でもね、
それなのにね、
なんか幸せだなぁ
と思っていたんですよね。
もちろん結婚して、
大好きなお仕事もできて、
仲間にも恵まれていて、
幸せなのは、
当然だよなぁと思いつつも、
でも妻と話さないで寝ちゃうし、
後ろめたい気持ちもあるはずなのに、
でも、
なぁ～んか幸せだなぁ
と思っていたんです。
なんかニヤけちゃうんです。
それでまた、
「素直に受け取ったら
それで僕はいつも
妻に対して、
申し訳無いなぁ、
不満持たせてるなぁ、
って思っていたんです。
それでね、
でもね、
それなのにね、
なんか幸せだなぁ
と思っていたんですよね。
もちろん結婚して、
大好きなお仕事もできて、
仲間にも恵まれていて、
幸せなのは、
当然だよなぁと思いつつも、
でも妻と話さないで寝ちゃうし、
後ろめたい気持ちもあるはずなのに、
でも、
なぁ～んか幸せだなぁ
と思っていたんです。
なんかニヤけちゃうんです。
それでまた、
「素直に受け取ったら
ええんちゃうん？」
って、最近覚えた関西弁で
自分を言い聞かせつつも、
事実以上に幸せなんちゃうか？
ってよぎるんですよね。
それでまたなんか、
って、最近覚えた関西弁で
自分を言い聞かせつつも、
事実以上に幸せなんちゃうか？
ってよぎるんですよね。
それでまたなんか、
道とか歩いてても、
ニヤけるんです。
それで、
気のせいだろうとか、
単なる自惚れだろうとか、
そんな風に思っていたんですが、
いやじつは、
気のせいじゃなかったんです！
ある日の夜、
この日はまた久々の家で寝れる日
それで、
気のせいだろうとか、
単なる自惚れだろうとか、
そんな風に思っていたんですが、
いやじつは、
気のせいじゃなかったんです！
ある日の夜、
この日はまた久々の家で寝れる日
だったんですね。
それでまた帰ってから
それでまた帰ってから
「出張先ではあーだったよー、
こーだったよー、」
妻も
「こっちはあーやってん
こーやってん、」
ってそれぞれの話をして、
またしても、
僕が先に寝ちゃったわけです。
「えー、ひろくん！
もう寝ちゃうのー…」
という妻の声は、
遠くからうっすら響き渡る、
なんて言ってるのか
という妻の声は、
遠くからうっすら響き渡る、
なんて言ってるのか
今いち分からない、
防災関係の町内放送のようで、
僕の眠気を止めてくれるはずもなく、
完全に意識は途絶えたのです。
それから、
何時間経ったのでしょう？
いつの間にか、
ベッドに移動していた僕は、
珍しく深夜に目を覚ましました。
すると、思いがけない現象が
起こっていたのです。
妻が寝ている僕の傍らに座り、
頭を撫でながら、
めっちゃ小声で、
めっちゃ囁き声で、
かすかな、こんなに近くなのに、
聞こえるか聞こえないかくらいの、
でも出逢った当初以来、
それから、
何時間経ったのでしょう？
いつの間にか、
ベッドに移動していた僕は、
珍しく深夜に目を覚ましました。
すると、思いがけない現象が
起こっていたのです。
妻が寝ている僕の傍らに座り、
頭を撫でながら、
めっちゃ小声で、
めっちゃ囁き声で、
かすかな、こんなに近くなのに、
聞こえるか聞こえないかくらいの、
でも出逢った当初以来、
聞いたことがないくらい
スウィートな声で、
「ひろくーん、
「ひろくーん、
いつもありがとうねぇ、
お仕事いつもありがとうねぇ。
大好きだよー。」
と、語りかけているでは
ありませんか！
「ん？」
と最初は状況が分からず、
夢なんじゃないかとも思いながら
目を細ーーーく開けてみると、
妻が、
「あ、おまじない聞かれちゃった♫」
とこれまた出逢った当初以来、
と、語りかけているでは
ありませんか！
「ん？」
と最初は状況が分からず、
夢なんじゃないかとも思いながら
目を細ーーーく開けてみると、
妻が、
「あ、おまじない聞かれちゃった♫」
とこれまた出逢った当初以来、
聞いたことがないくらい
スウィートな声で照れながら
言うのでした。
おまじない？！
いや、
おまじないなのか？
これは、
おまじないじゃないぞ！
いや、そんなことより…
なんて僕は
幸せなんだぁーー～っ！！
うとうと寝ちゃってて、
ハッと目を覚ましたら、
最愛の人が、
「ひろくーん、
おまじない？！
いや、
おまじないなのか？
これは、
おまじないじゃないぞ！
いや、そんなことより…
なんて僕は
幸せなんだぁーー～っ！！
うとうと寝ちゃってて、
ハッと目を覚ましたら、
最愛の人が、
「ひろくーん、
いつもありがとうねぇ、
お仕事いつもありがとうねぇ。
大好きだよー。」
なんていう
素敵すぎるおまじないを、
それはそれはスウィートな声で、
僕の側頭部に語りかけてくれてるなんて、
幸せすぎるーーーーっ！！
一体、いつから
なんていう
素敵すぎるおまじないを、
それはそれはスウィートな声で、
僕の側頭部に語りかけてくれてるなんて、
幸せすぎるーーーーっ！！
一体、いつから
やってくれていたのでしょう？
僕が気づかなかったら、
僕が気づかなかったら、
いつまで僕に知られることなく、
このおまじないは続いたのでしょう？
いつも話を聞いてあげられず
寝ちゃっていたのに…涙
そんなことを想像したら、
ありがた過ぎて、
一段と愛と感謝が湧きました。
それからというもの、
僕は妻が寝てる姿を
見かけようものなら、
必ずおまじないをしています。
生まれてきた息子にも、
一緒に寝る日は必ずやっています。
「いつもありがとう。
生まれてきてくれて
ありがとう。
幸せだよ。
大好きだよ。」
と、
2人の側頭部めがけて、
語りかけております。
語りかけております。
もちろん！妻も、
息子が生まれた今でも、
僕たち2人の側頭部めがけて
おまじないを
してくれています。
※たまに目撃します笑
是非皆様も、
眠っている大切な人の
側頭部に向かって…
(もちろん側頭部じゃなくてもいいですよ笑)
流行らせませんか？
おまじない♫
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