10/5はやっくんとマネージャーの命日です。

毎年九州の松島さんも墓参りに来られるので、今回は僕と松島さんと透chでやっくんの墓参りに行き昔話をしていました。


7年が経った。僕らは充分前を向いて歩けているのですが、ふと僕が美女♂men号の車のカギを取り出し「このカギまだ持ってるんだよね」って言ったら透chも「俺もまだ持ってるよ」って言ってきた時は事故後7年も経ってるのに、胸が少し苦しくなりました。そしてその時の透chの表情もどこか悲しそうな顔をしてたように見えた。
僕も泣きはしませんでしたが、無性に透chを抱きしめたくなった。
僕らは美女♂menとして駆け抜けたやっくんとの思い出があると同時にやっくんの最後の姿を見た辛い記憶も残っている。
毎年やっくんとマネージャーの為にライブも行ってはいますが、誰の為でもないあの2人だけのために関わりのあった人が集まり、僕らが存分にあの頃を思い出させるライブをする1年に1回のライブが出来ないのは悔しいですが、こうやって交流がちゃんと続いている事にご縁を感じます。




僕も去年癌になり死を身近に感じました。そして何度も何度もこのまま死んでしまいたいとも思ってたし心も折れそうになっていました。
ソロ始動当時、今度は僕が歌で頑張ると思って活動していた最中の喉の癌でしたので、僕はいよいよこの世界から見離されてるのだと感じてました。
1年以上経過した現在もまだ歌いづらいですが、1年リハビリをしてやっと歌えるようになりました。

活動復帰した2020年1月のライブ後にコロナウイルスが世界中に広がり、また音楽活動が出来なくなり、何もかもやる気が失せた時に僕を救ったのが、やっくんと出会って知った『女装男子』でした。
癌から復帰した頃、女装男子としての僕は誰も見ないだろうとフェードアウトしていこうと思っていたのですが、10年間女装男子としても活動してきた僕の写真を思い出にと新たに作った伊織殿Twitterアカウントにアップしているとこれまでなかったくらいの反応を得られ、色んな方に拡散されるようになりました。

音楽活動はまだ自粛中ですが、映像や配信などで積極的に活動は続け、今は女装男子に力を入れて頑張りたいと思います!
よかったら僕の女装を見て下さい↓

これからも2人を想い僕は大切にしてくれる仲間達と共に活動を続けて参ります。

そして透chと二人三脚で夢を追いかけ続けます。

最後に…
僕はあなたの背中を追いません。
あなたを超えていくのだから