男性恐怖症～「男性が怖い」の対処法

こんにちは、山﨑理恵、通称みりえです。

世の中には、女性と男性がいますね。
まあほぼ、半数は男性です。

その男性を怖いと思ってしまったら、その度合いにもよりますが、
いろいろなところで、不都合がでます。
それになにより、男性が怖いという理由で、恋人を作ったり
結婚できなかったりすると、とても残念ですよね。

「ええ～！？　男性を怖いなんて、思ったこと、ありませ～ん。」
ならいいんですが、あんがい、怖いと思っている女性は、多いのです。
男性恐怖症～「男性が怖い」の症状と原因
１，男性恐怖症とは？　どんな症状？

これは、程度によってぜんぜん違います。
軽いものは、あんがい、皆さん、持っているのではないでしょうか。

①ごく軽い場合
・どことなく、男性が少し怖いと感じる時がある。
・知らない男性と２人きりになると、少し怖い。
・下ネタを話す男性が、不潔に感じる。
②中程度の場合
・男性に対して、不安や恐怖を感じる。
・男性が近づいてくると、威圧感を感じる。
・男性と話すと緊張し、声が大きくなると、怖さを感じる。
・下ネタを話す男性に、強い嫌悪感を感じる。
③強度の場合
・男性に対して、強い不安や恐怖を感じる。
・エレベーターで男性と一緒になると、汗が出る。
強い不安になり、過呼吸ぎみになる。
・満員電車で男性と身体が触れると、吐きそうになる。
・下ネタを話す男性に、吐きそうになる。

２，それぞれの原因
①ごく軽い場合
これは、思春期から結婚前の女性に多くみらえるもので、
自分を守るものでもあります。
心配ありません。
②中程度の場合
いろいろな原因がありますが、生育過程におけることが、ほとんどです。
たいていは、父親が原因です。

・父親が、暴力をふるうタイプだった。
・父親が、威圧的なモラハラタイプだった。
・父親の怒り方が、怖かった。

なかには、祖父、親戚の場合もあります。

あるいは、
・子どもの頃に、男子たちにいじめられた。
・子どもの頃の男性の教師が、どなるモラハラタイプの人だった。

子どもの頃に、怖い男性のイメージが、しっかりついてしまっています。

そのイメージが、大人になってから見聞きすることで、
強化されていったりします。
自分が「どなられた」などだけではなく、
友人、知人がDVに合う、などを見聞きして、

「やっぱり男性って、怖い！」

と、怖いイメージを強化していきます。

ふつうの場合は、「そんなこともあるんだ」で、終わってしまうのですが、
どんどんイメージを強化していってしまうのです。
③強度の場合
こちらは、性的被害にあっていることが、ほとんどです。
・子どもの頃に、性的被害にあった。
・大人になってから、性的被害にあった。

男性恐怖症～「男性が怖い」の対処法
１，軽い場合
結婚して、年数がたっていくと、ほとんどなくなっていきます。
いわゆる、おばさん化すると、女性は強いですよね？（笑）
２，中程度の場合
①まず、頭で、「男性がみな同じではない」と、
しっかり理解しましょう
ここに、ある女性詐欺師が、いたとします。
ここに、ある女性殺人犯が、いたとします。

あなたとは、別の人ですよね？
あなたとは、別の人ですよね？

女性のなかには、ひどい詐欺師も殺人犯も、たくさんいます。
だからといって、同じ女性だから、あなたも詐欺師です。
あなたも殺人犯です。
なんて、思わないですよね？

そうです。
女性だから、○○というわけでは、ないのです。

ということは、もちろん、
男性だから、○○というわけでは、ありませんよね？

たしかに、男性のほうが、力が強いです。
たしかに、男性のほうが、声も大きいです。
子どもの頃のイメージでは、さぞや恐ろしいものに、思えたでしょう。

けれど、あなたはもう、大人です。
たしかに、大人になっても、男性より力が弱いですし、
声も小さいです。

それでも、あなたは、小さな子どものように、おびえる必要はないのです。
そこを、とりあえず、頭でしっかり理解しましょう。
②つぎに、実際に、「怖くない」体験を積んでいく

「頭ではわかっていても、実際に怖いんです。」
ですよね。

頭と、身体の感覚、心の感覚は、違います。
いくら情報でわかっていても、腑に落ちないのです。
これは、実際に、「怖くない」体験を積んでいくしか、ありません。

子どもの頃に、父親など、怖い男性と一緒に過ごすと、怖くて嫌なはずなのに、
なぜか大人になって、また同じような人を選んでしまうことがあります。
あります、というより、多いのです。

嫌なはずなのに、実際には、選んでしまいます。
それは、自分にとって、なじんでいるタイプだからなんですね。

こちら、ご参考にしてください。↓
モラハラ男性を、なぜいつも選んでしまうのか？～モラハラから解放される方法
2016.11.25

そして、「怖い体験」を積み重ねてしまい、
ますます、「男性が怖い」に陥ってしまうのです。

みりえ
「逆です。
必要なのは、『男性が怖くない体験』です。」

たとえば、図書館やお店で、穏やかな男性職員、店員さんをみつけ、
おだやかに優しく説明される、
という、小さな体験を、積み重ねてみましょう。

信頼できる女性に、優しい穏やかな男性を紹介してもらい、
３人で過ごしてみる。
読書サークルなどのサークルで、穏やかな男性と話す機会を作る。

など、穏やかな男性をみつける努力をして、少しずつ、
「男性は怖くない」体験を積んでいきましょう。

粗暴、モラハラタイプの男性からは、すぐさま逃げるようにしてください。
店員さんでも、嫌だと思う人の場合は、その店をすぐ出ましょう。

「男性は怖い」という体験はさけ、
「男性は怖くない」という体験を、積み重ねていくようにしてみてください。

そういう体験を積みかねて、自分の強いイメージを変えていくことが、
大切です。
３，強度の場合
精神科の薬などは、一時的なもので、副作用もあるので、お勧めできません。

こちら、参考記事。↓
・気軽に精神科に行ってはいけません～ただ、休んで

ここまで強度の場合は、ご自分１人では難しいです。
薬ではなく、お心に寄り添ってくれる、専門知識もきちんとあるカウンセラーに
みてもらうことをお勧めします。

「６ヶ月で、男性に対する怖さが薄れ、
恋人ができました」
密着個別JUKUをご卒業されたFさんから、卒業１ヶ月後に
ご感想をいただきました。

「男性が怖く、３２歳になっても恋人ができません。
このままだと、私の人生、どうなるんだろうと思うと、
不安でたまりません。」

ということで、密着個別ＪＵＫＵ６ヶ月コースを受けてくださいました。
長いご感想をいただきました。
掲載ご許可をいただいています。

「みりえさん、聞いてください！
恋人ができたんです！」

喜びにあふれたメッセージが、続きます。
Ｆさんは、中程度の方でした。

「あんなに男性を怖がっていた私に、恋人ができるなんて、
うそみたいです。
思いきって、みりえさんにかけてみて、ほんとによかったです！」

Ｆさんは、山梨から、月２回、東京に通ってくださいました。
最初の２ヶ月は、これまでの生育過程をお伺いし、
思考のゆがみを頭で理解していただき、正していきました。

それからの４ヶ月は、一緒に、「男性は怖くない」の体験を、
積み重ねていきました。

一緒にお店に入って、私が話してみる、から、
↓
だんだん、Ｆさんが話してみる、に。

それまでＦさんは、女性の店員さんを、いつも選んでいたのです。
職場には男性がいましたけれど、それも、とても苦手でした。

ご自分お一人のレッスンとしては、ネット回線の安心サポートに入っていらしたので、
毎日のように、ネットでわからないこまごまとしたことを、
サポートの人に聞いてもらいました。

サポートの人は男性が多く、親切に教えてもらうことで、
男性と話すことに、なれてもらいました。
電話でのサポートですので、お一人でもできました。

「『安心サポートの人に教えてもらう』、
あれ、ほんとに効きました。
ついでにＰＣ環境も整って、一石二鳥でした。」

みりえ
「少しずつ、１つ１つ、積み重ねていきましょう。」

「いつもそう言ってもらえて、安心感がありました。
子どもの頃から、父がとても厳しくて、どなる声が恐ろしくて、
いつもびくびくと暮らしていました。

勉強もできないと怒られるので、必死で勉強していました。
遊び友達もあれこれ制限されて、なにをどう怒られるのか、
わからないから、よけいに怖かったんです。」

「前にも言いましたが、４，５歳の頃、ちょっとわがまま言ったら、
どなられて、車から降ろされて、
置いていかれたんですよね。

たぶん、戻ってきてくれたと思うんですが、とにかく、
置いていかれたことだけ、はっきりと覚えているんです。」

みりえ
「『男性が怖い』のと、『見捨てられるのが怖い』、
が、一緒になっていますね。」

「みりえさんの言うとおりでした。
怖いし、見捨てられるのも怖い。

だから、男性を避けていました。
当然、恋人もできないし、一生、結婚できないと思っていました。

でも、１番の親友が結婚が決まって、
『私だけこのまま、置いていかれる』

そう思ったら、怖くなってしまって、そんな時、みりえさんをみつけたんです。
ほんとに、ラッキーでした。

変わらないと思っていた人生が、変わったんです！
奇跡です！

みりえさんの勧めで、漫画サークルに入って、
少しずつ話せるようになって、いいなあって思う人ができたのさえ、
私からすれば、奇跡でした。

それが、ＪＵＫＵ卒業後、１ヶ月ちょっとで、

「つきあってください。」
って、言われるなんて、思ってもみなかったです。

こんなこと、ほんとにあるんですね。
みりえさんのこと、信頼していましたけれど、私の人生は、
信頼できていなかったから、半分以上、変わらないんじゃないか、
って、思っていたんです。

自分が変わると、人生が変わるんですね。

まだまだ気が早いですか、この人かどうかわかりませんが、
私も結婚できるかもしれない、って、思えてきました。

未来が、明るく思えてきました。

みりえさんに、ほんとに１つ１つつきあってもらって、
誰にもやってもらえないこと、親にもやってもらえなかったことを、
やっていただいたおかげです。

本当に本当に、ありがとうございます。
言葉では、言いつくせません。

父親には言えなかった、『できない』っていう言葉を、
みりえさんには、たくさん言えました。
できない自分も、たくさん見せることができました。
それが、１番、ほっとしたことだったかもしれません。」

「本当に、ありがとうございました。
これからも、ご報告させてくださいね。」

もちろんです。
これからも、心から、応援しています。

コース生やＪＵＫＵ生、卒業生さんたちから、いいご報告が
続いていて、ほんとに嬉しいです。