『黒子のバスケ』今さらだけれど、読了した。
いや~、よかった。
やっぱり思うけれどね、
自分を自分らしく発展させるって
すごいと思う。
誰かになるんじゃない。
自分そのままじゃない。
自分を自分らしく発展させるということ。
黒子くんが仲間達と一緒に自分らしくなればなるほど、
自分たちらしくなればなるほど、
その恩恵は黒子くんたちだけにいくわけじゃない。
黒子くんたちと戦うチームも、どんどん自分らしく発展していくんだ。
ライバルなんだけれど、
競争じゃなくて共創していくんだよね。
素敵でしょ?
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最後には、あの赤司くんも、自分を取り戻すんだよ。- 黒子くんたちが自分らしさを発展させて赤司くんを追いつめることによって。
赤司くんて、こんな人そばにいたら嫌だなってずっと思ってた。
その圧倒的な強さはどこか不自然で、どうしてだろうと思っていたら、
その弱さが、自分本来の自分を閉じ込めさせてたんだね。
でも黒子くんたちに追い詰められることによって、
本来の自分をもう1度取り戻したんだ。
ね、自分を自分らしく発展させるって、自分だけじゃなくて、
仲間だけじゃなくて、いろんな人を自分に返らせる力が
あるんだ。
だから思うんだけれど、
誰かが自分らしく生きようとしていたら、
それが癇に触ったら、それを叩いたりつぶそうとするんじゃなくて、
応援したほうがいい。
だって、癇に触るってことは、きっと自分が自分を閉じこめているから。
だから、自分を取り戻すために、
自分らしく生きようとする人を応援したほうがいい。
敵はね、いないんだよ。
どこにも。
ではまたね。