さすがに下の子、ベランダに逃げた。
「1日学校でトレースやって、疲れてるの！ 母さんやって！」
それもそうだと思って、説明書をじっと見る。
じっと見る。
じっと見る。
じっと見る。
「母さん」
いつのまにか、後ろに下の子が立っていた。
「もしかして、母さんって、お嬢さんみたいに、
こういうのやったことないの？」
「うん」
実家にいた時は父がやってくれたし、結婚してからは元夫がやってくれた。
下の子は面白がって一緒にやっていたけれど、
私と長男はただ見ているだけだった。
下の子 「母さん、ネジは押し込むんじゃないの。回すの！」
「それ、長いほう突っ込むやつって、初めて見た」
そんなこんなで、やっぱり下の子主導でやっと完成！
あー、疲れた。
ではまたね。