昨日は寒かった。
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1月11日(水)のテレビ
『100分で名著
フランケンシュタイン(2)
阻害が邪悪をうみだす(2)』
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フランケンシュタインて有名だけれど、
ちゃんと読んだことはない。
- フランケンシュタイン (新潮文庫)/新潮社
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「怪物の内面を内側から描く」- .
- 怪物の目から見た世界の文章表現がすごい。
- 「暗闇」という言葉を知らないから
- 「薄暗い不透明なかたまり」と表現する。
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これは
「文学の手法。異化。
日常性をはぎとって表現する」
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生まれたてのフランケンは、
外見は怪物だけれど、内側は赤ちゃんのように無邪気で純粋。
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彼の内側は
「子供のようでもあり、知的でもあっておもしろい表現」で
あらわされる。
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たとえば「感動した」は
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「痛みと喜びの混ざりあったものだった。
この感情に耐えきれず、おれは思わず身を引いた」
と表現される。
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フランケンは作り主の博士に見捨てられ、
人間たちに近づきたい。人間を理解したい。
だから読書をし、知識を得る。
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彼にとって、心の支えは、隣に住む仲のいい家族。
親しくなりたいと願う。
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そしてその思いは、怪物という外見で打ち砕かれる。
村を追い出される。
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フランケンは絶望する。
「無数の人間がいるのに、
おれを憐れみ、
支えてくれるものは一人もいない」
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そうして子供のように純真だった中身まで
怪物になってしまうのだ。
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人にとって人というのは、大事なのだな。
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ではまたね。