はじめまして。Mr ライアンです!

 

これは私が1番好きなスタジアム、マンチェスターユナイテッドの本拠地オールドトラッフォードです。

まだ行ったことはありませんが一度行って見たいです(笑)

 

この度、ある教材と自分が今まで培ってきた独自の方法でサッカー分析について勉強をはじめ、そのアウトプットの一つとしてサッカー分析に関してのブログを主に試合を見てマッチレポートとして公開していきたいと思います!

 

普段は理系大学生で、将来の仕事調べをしている時に、自分の好きなサッカーと理系の両方を活かせそうな仕事はないかと探して見つけたのがサッカーのデータ分析という仕事でした。そこに少しでも触れられればとサッカー分析の勉強をはじめました。

 

できるだけわかりやすく、簡潔にその試合をご覧になった方の見ていて感じたモヤモヤを「なるほど!」に変えていけるように日々努力し精進していく所存です。

まだまだ分析を始めたばかりの未熟者ですがご覧になっていただければ幸いです。 orz

 

よろしくお願いします!

 

 

私のマッチレポート処女作に決めたのは…

トッテナムVSチェルシー  ロンドンダービー!!! プレミアリーグ屈指の好カードですね。

 

スパーズ(トッテナム)は序盤は調子を落としていたが直近4試合全勝と調子を上げてきていて

サッリ率いるチェルシーはここまでリーグ負けなしの好調同士の対戦となった。

 

目次

 1 スタメン噛み合わせチェック

 2 試合の流れ

 3 トッテナムのサイドのポジションとカウンター

 4 まとめ

 

1 スタメン噛み合わせチェック

 

 

まずスタメンを見ると、予想では4-2-3-1であったスパーズだが多くの場面でエリクセンが中に絞り、ソンフンミンが前に張っていることが見受けられたことから4-3-1-2とした。

対するチェルシーは基本的には4-1-2-3だが攻撃時はアザールが中に入り、アロンソが高い位置をとることが多かった。

 

チームオーガニゼーションを見るとお互いの噛みあわせが悪くチェルシーは攻撃時にSB(サイドバック)がフリーになりやすい一方、守備時には中盤で数的不利になり、プレッシャーをかける際に長い距離の移動とマークの受け渡しが求められるため、その対処策にも注目していきたい。スパーズは攻撃時サイドの幅を取るために全体がどのようなポジションを取るのか、守備時には相手のSBが上がってきた際の対処を見ていきたい。

 

2 試合の流れ

 

序盤はお互いハイプレスでセカンドボールを拾えていたスパーズが若干優勢であった。勢いそのままセットプレーとケインの意表をつくロングシュートで前半の早いうちに2得点を奪った。その後の前半はチェルシーがゲームメイク、スパーズがカウンターという構図で進んでいき、チェルシーは点を決められないまま前半終了。

 

後半も相変わらずチェルシーが主導権を握っていた。しかし54分にカウンターでソンフンミンの見事な突破とフィニッシュで3-0となった。チェルシーはペドロとバークリーを投入し攻撃での圧力をさらに増していくが決めきるところまでには至らず、逆にカウンターからスパーズが決定機をつくったがこちらもゴールとはならず…。スパーズは67分から4-2-3-1に変更し守備での人数を増やした。チェルシーはジルーを投入して攻撃のオプションを増やし、アザールのサイドチェンジからオーバーラップしてきたアスピリクエタのクロスをジルーが頭で決め1点を返すが反撃は実らず3-1で試合終了となった。

 

スパーズはある程度やりたい形ができているように見られたが、チェルシーは序盤の2失点により早い時間からリスクを負って点を取りに行かざるを得なくなってしまったことが悔やまれる結果となった。

 

3 トッテナムのサイドのポジションとカウンター

 

スパーズの主な攻撃はボールを保持しているときの幅広いポジションとタイミングの良いカウンターであった。

ボール保持時はハイラインで下の図のようにSBが高い位置で相手のSBとWG(ウイング)の間で位置していたことで誰が寄せるのか相手を惑わせていた。

これは一見簡単そうに見えてけっこう難しい問題だと思った。

スパーズ右SBの24番に入ったとき、チェルシーの3番が出てくるとその裏のスペースをスピードと突破力のあるソンフンミン(7番)につかれてしまう。アザール(10番)がそこまで下がるとなると全体が後ろに下がってしまい次の攻撃に入るのが遅くなってしまう。

そこでチェルシーがとった策は…中盤の大移動だ(笑) これは大変…。

相手のCH(センターハーフ)17番についていたコバチッチ(17番)が相手のSBに寄せ、その空いたスペースをカンテ(7番)とウィリアン(22番)がずれて補いアザールが後ろからパスコースを消しにいく形をとっていた。これは中盤が長い距離移動するためスライドが間に合わなくなることやカンテとコバチッチへの負担が大きくなることが問題である。そして後ろは4人で2人のFW(フォワード)をみていることになるので効率がよくない。

スパーズはこのサイド攻撃でアロンソ裏のスペースをタイミングよく抜け出したケインがファールを誘い1点目に繋がった。

 

もう1つは攻撃されているサイドの裏を狙ったカウンターだ。

チェルシーはスパーズの中盤が中に密集しているため、サイドでもつことが多かった。

チェルシーのSBが上がってきた際のスパーズの守備はボールサイドのCH(23番と17番)が相手SBに寄せ、ダイアー(15番)と逆サイドのCHがスライドするか、SBが寄せてダイアーが余ってバイタルエリアを埋めるという対処策をとっていて、全体をコンパクトに保ちチェルシーにスペースを与えず、相手の選択肢を限定することでボール奪取に成功していたように見えた。

 

 

そして奪った瞬間にケインまたはソンフンミンが相手の攻撃サイドの裏に走り出し、そこでタイミングよくボールを受け一気にカウンターを仕掛けるシーンが目立った。3点目はソンフンミンのタイミングの良い抜け出しからゴールが生まれポッチェティーノの策略通りになったと思われる。またカウンターで速攻ができない際にはキープし、後ろからのサポートを使い3人目の動きと幅広いサイド攻撃を中心にシュートシーンを作り出していた。

 

4 まとめ

この試合の

 支配率 : チェルシー61% スパーズ39%

シュート数: チェルシー13本 スパーズ18本

なぜスパーズは支配率が低かったにも関わらずシュート数が多かったのか。これは徹底された組織守備からの奪った後のテンポの速いカウンターが一因だと思われる。特に守備面ではデリアリがジョルジーニョを徹底マークで自由にさせなかったため相手の攻撃の起点を封じ、またスライドやカウンターでポジションが入れ替わった時でもサボらずにそのポジションの役割をしっかり果たせていたことでチェルシーのシュート数を最小限に抑えられた。逆にチェルシーは前線の守備ではアザールとウィリアンは中に絞るのみでネガティブトランジションではポジションが一時的に入れ替わったときに、そのポジションに合った守備ができておらず、攻撃ではボールを保持していてもなかなかシュートまで行けずにボールを失い、スパーズの鋭いカウンター策にはまってしまった印象であった。

 

この勝利によりリーグ3位に上がったスパーズ、リーグ戦初黒星を喫してしまったチェルシー、両チームのこれからの動向にも注目して頂きたい。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

p.s この試合の私的MVPはソンフンミン!

 カウンターの攻撃の起点となっていたことや献身的な守備、そして3点目のドリブル突破からのゴールは圧巻でした!