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近頃のお気に入りは「ウェスタン」。


巷では、この2~3年前から女性のファッションで

「ウェスタン」がブームの様ですが、私の場合は

ちょっと違うところから入りました。


元々、10数年前、西部劇にはまっていた時代が

ありまして、オフのスタイルとして、ウェスタンで

決めていた頃が有りました。その後、マイブームが

去って、お蔵入りになっていたのですが・・・。


最近、突然「スペイン」に興味がわきまして、

まぁ、発端は、オペラの「カルメン」。

これ、フランスオペラなのに舞台はスペインのセビリア。

セビリア=セビジャーナス ・・・フラメンコと連想して。

何故だか、急にフラメンコが観たくなって、

ライブとか行ったり、CD聞いたり、逢坂剛先生の「カディスの赤い星」

からイベリアシリーズと読み進むうちに、

フラメンコの「ギタリスト」や「カンタオール(男の歌い手)」などの

衣装が気になり始めました。


皆、黒の衣装で、装飾的で格好いいんです!


と、スペイン→ラテン→メキシコ→ウェスタンという流れが

有るのに気づきました。元はみんな同じカルチャーなんです。


そもそも、西部劇は白人とインディアン=ネイティヴアメリカン

との戦いを描いた「タカ派系」とテキサス・メキシコ・中南米を

舞台にした「ニューシネマ系」がありまして、私の好きなのは

後者でありました。この手の映画は、出演者がみなラテン系

という訳で、だからこそ、イタリアで作られた「マカロニウェスタン」

なんていうジャンルも存在するわけですね・・・。

嘗ての「マイブーム」は、ラテン系だったと気づきました。


と、言うわけで、スペインからインスパイアされて、ウェスタン

へやって参りましたところで、漸く、上記のブーツの話となります。

もう一回ご覧下さい。


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これは、今回のマイブームのきっかけになったメキシコ製

JACA=ハカのブーツ。ウエスタンといってもサイドジップの

コンテンポラリー・バージョン。

これ、めっぽう安くて、めっぽう優れもの。

これがお気に入りになって、これに合わせてラテン系のスーツも

作りました。そうしたら、昔取った杵柄の「お蔵入りウエスタン物」

が次々と復活。


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これは、モンタナ・シルバースミスのバックル。

オーストリッチのベルト付き。

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と、これは、トニーラマの本格ウェスタンブーツ

まだまだ、現役でいけるじゃないですか!

この他に、次々としまってあった、グッズが復活。

そこで、インスパイアーついでに

こんなネックレスを創ってみました。


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レザーとダイヤモンドの組み合わせが新鮮。

結構「イケてます」よね。

先週のこと、大雪の高山へ参りました。

お客様のところへ、お伺い。


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こんな状態です。


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朝市もこのような状況。

お昼からは、天気になりましたが、こんな

大雪も初めてでした。

この大雪の中も、張り切ってお仕事です。

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1400年前、聖徳太子が蘇我氏と物部守屋との争いで

必勝祈願に信貴山の山で、毘沙門天から必勝の秘法を

さずかる。まさに、寅年・寅の日・寅の刻の事でありました。

その後、物部軍を破った聖徳太子は、この山を信貴山と

名付け、毘沙門天を奉ったといわれます。

以来、毘沙門天は、寅に縁のある神として信仰されています。

今年は、寅年。まさに毘沙門天が守護される歳というわけです。

また、干支に限らず、虎は縁起が良い動物として奉られています。

「福虎」といいます。張り子の虎などもお守りとして飾られる訳。


さて、写真は、私のお祀りしている「七福神」のうちの毘沙門天。

彩色と無地と二体有るうちの彩色バージョン。

真言は「オン・ベイシラ・マンダヤ・ソワカ」


ところで、毘沙門天の奥様はというと、吉祥天。

子供には5人の太子。

そのうちの善膩師童子(ぜんにしどうじ)と二人が脇侍になって

奉られているバージョンも有ります。
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因みに、犬山寂光院の108年ぶり寅年記念の

特別ご開帳。信貴山より勧請された毘沙門天。