今日は骨太の文章です。
お時間のある方は、少々お付き合いください。
サラリーマンによる不動産投資が盛んですね。
新聞でも区分マンション(主にワンルーム)の販売戸数が顕著である旨の記事が出ています。
国会議員の資産が新聞紙上で公開されているのを見ると、たいていの議員さんが不動産所得を得ているようです。
まぁ、落選したら一文無しになってしまうわけですから、リスクヘッジとしての不動産所得は妥当なところでしょう。
昨今では銀行も不動産への資金貸付を積極的に行なっています。
他の投資と違い、不動産だけは土地・建物という現物評価できるものがあり、いい物件ほど担保価値が高いわけですから、銀行も安心して貸付業務を行えるわけです。
ところが、そこに目をつけてお客様に忍び寄る悪徳業者(悪徳営業マンといったほうが正しいかもしれない)がいます。
不動産業者、銀行、信販会社、司法書士、税理士、ファイナンシャルプランナーといった業種の人たちです。
彼らは不動産投資のメリットを強調し、言葉巧みに購買意欲を掻き立て、契約につなげようとします。
なぜ不動産なのかというと、単純に単価が高いから、その分のインセンティブが多くとれるというだけです。
普通の人にとって、不動産の購入は人生の中でもかなり大きな買い物です。それなのに「必ず儲かる」的なトークで長期ローンを組ませ、一括借上だのサブリースだのという言葉で安心感を与え、契約させる。
その後、所有者がどんな状況になろうともフォローなし、といった業者が多く、私のところにも相談が寄せられるようになりました。
しかしながら、相談に来られた時には「後の祭り」です。
私から言わせれば、そんな大きな買い物をするのに、どうしてご自身で検証せずに人の言葉を鵜呑みにして契約してしまったのか、ということなんです。
不動産投資には様々なメリットがあります。しかし、いくら勉強しても一般ユーザーのところにお宝物件が回ってくることはありません。あなたの手元に届く頃には、たくさんの仲介手数料が上乗せされた「負動産」でしかないのです。
日本人は肩書きに弱いです。故に有名な会社の方からセールスされると、それだけで安心してしまい、ロクデモナイ商品を買うことになるのです。
不動産投資のメリットを享受したければ、誰に相談するかをよく検討してください。
不動産会社や銀行は、あなたの財布の中身にしか興味がないということを理解した上でね(^^)
