「デジタル格差」ということばがあるとおり、パソコンやスマートフォンに代表される情報機器を使えるかどうかは、特に都市部での生活に大きく関わりがあります。
またたとえ操作方法を知っていたとしても、誤った使い方をすると、コンピュータウイルスなどによりデータを失ったり、詐欺などの被害にあいかねません。
「シニア情報生活アドバイザー」は、高齢者がパソコンやスマートフォンなどの情報機器を正しく利用して、より楽しく豊かな生活を送れるようにするITサポーターを養成する制度です。
一定の講習を受けて認定試験に合格したアドバイザーは、高齢者や地元の小規模事業者に対して、情報機器の使い方の講習会を開いたり、訪問サポートを行ったりしており、現在全国に5,000名以上の認定資格取得者がいます。
・養成講座の内容
「シニア情報生活アドバイザー」になるためには、主催団体である一般財団法人ニューメディア開発協会より委託を受けた各地のNPO法人などの団体が開催する養成講座に参加し、試験に合格する必要があります。
この講座では、単に情報機器の使い方を説明するのではなく、横文字を使いがちなパソコンの説明を、できるだけわかりやすいことばを使うように指導され、また講師としての立ち居振る舞いや訪問サポートした際の行動にも言及するなど、高齢者の方に配慮することを教えられます。
最後に試験官の前で自分で決めた内容のプレゼンテーションを行い、合格者が「シニア情報生活アドバイザー」となります。
・「シニア情報生活アドバイザー」の活動例
「シニア情報生活アドバイザー」が開催する講座には、ワードやエクセルといったオフィス・ソフトの使い方や、iPadを利用したお絵かき教室、同じくiPadやiPhoneのテレビ電話機能でお孫さんと顔をみてお話をする方法、といった内容のものがあります。
また各地の公共施設に設置されているのパソコンの保守や運営、商店街の情報発信のお手伝いといった活動も行われています。
・まとめ
人に教えることは、最大の学びでもあります。
あなたも「シニア情報生活アドバイザー」になりませんか?
一般財団法人ニューメディア開発協会
