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・「シーズ」と「ニーズ」

シニア・エンジニアの皆さんは、豊富な知識と経験をお持ちですから、「これは売れるに違いない」「こんなものがあったらいいな」というアイデアをお持ちだと思います。

また現役のエンジニアの方であれば、社命で開発を行っていて、今持っているリソースで作れるものを考えてかもしれません。

マーケティング用語でいえば、「シーズ」ですね。

一方、消費者は「こういうモノはすでにあるけど、こういう機能があればもっといいのに」「こういうところだけで十分なのに」といった「ニーズ」を持っています。

当然のことですが、この「ニーズ」を解決するとそこに「対価」が発生します。


・本当のに「ニーズ」の見つけ方

この本当の「ニーズ」を消費者から引き出す方法として、海外製の類似の製品や関連製品について消費者のヒアリングを行う方法があります。

製品というものは、その国の文化を反映しているものであり、海外の製品には日本人の文化になじまない点がある反面、日本人が気がつかないような非常にとんがった部分もあるものです。

こうした製品を話題にして消費者からヒアリングをすると、消費者も気づいていなかったニーズが顕在化する時があります。いわゆる「ウォンツ」ですね。

「この機能は要らないけど、こういうことはできないの?」

こうしたことばを消費者から引き出せれば大きなチャンスです。

同じことを他の消費者に繰り返し、同じような意見が集まれば、そこに世の中に既にある製品に対する本当の「ニーズ」や「ウォンツ」がわかります。

そうした「ニーズ」や「ウォンツ」を解決する製品を作りたいものです。


・私の経験

私は、コンピュータを使用した、海外製の製造ライン向け品質管理システムの営業を行っていましたが、文化の違いもあり、日本の顧客になかなか受け入れてもらえませんでした。

発想としていい点はたくさんありますが、英語表記に始まり、日本人には馴染まない点や足りない点がありました。まさに文化の違いです。

それでも仕事ですから何度もその製品の紹介を繰り返すうち、「この製品ではなく、こういうことができるものはないの?」といわれ、その後日本人のエンジニアと「ニーズ」を解決する製品を開発しました。そのお話はまた改めて掲載します。


・まとめ
あまりお金をかけない身近な方法でも消費者のニーズやウォンツを見つけることができます。
「シーズ」と「ニーズ」「ウォンツ」がマッチする製品を作りたいものですね。