20代の頃、セレクトショップで7年間アパレルの仕事をしていた。
この仕事は今までで1番楽しかった。
今でもその時の職場のメンバーや、販売の仕事をしている様子が夢に出てくる。

入った頃は、緊張してお客様に声をかける事ができなかった。基本接客するのはパンツなんだけど、国内ブランドから海外ブランドまであって、商品を覚えるのも大変だった。
股上浅い、深い、ストレッチ入り、綿100%、当時はブーツカットやバギーパンツが流行っていたので、丈を合わせるのにも神経を使った。
小さなメモ帳が何冊もいっぱいになった。

慣れてくると接客も楽しかったし、ディスプレイを替えるのも楽しかった。
私が働いていたセレクトショップは、本部発注と店舗発注があって、本部発注は全店舗に同じ商品がまとめて振り分けられるが、店舗発注はそれぞれの担当バイヤーが、メーカーと商談して自店に入れる商品を決める。
決められた予算内で、いろいろなメーカーから売れそうな商品だけをピックアップして発注しなければならない。最初3ブランドだけ担当を任された。沢山商品がある中で、売れそうな物だけを選ぶのはすごく難しかった。
最初の商談は時間がかかり過ぎだと注意された。
店頭を見ながら商談しないといけないし、スタッフの休憩も回さないといけないので時間をかけ過ぎてはだめだった。

自分が担当しているブランドの商品が入ってきた時は、やはりディスプレイにも力が入る。100均でナチュラルな雰囲気に使えそうな物を買ってきて、ディスプレイに使ったりもした。
その商品が売れると嬉しかったし、他のスタッフが担当しているブランドの動きがいいと、自分ももっと頑張らないと!と思った。

新店舗ができてしばらくすると、私はレディースのボトムとトップス両方のバイヤーを任される事になった。どんな商品が売れるのか分かるようになると、商談も楽しかった。
メーカーさんも付き合いが長くなると私の好みを分かってくれるので商談の時間も早くなった。
 
売り場を自分の思い通りに替えるのも楽しかった。思い描いた感じに売り場が組めると達成感があった。自分のコーディネートしたディスプレイが上から下までまとめて売れた時も嬉しかった。
入った時は周りから仕事ができないと思われていたけど、ずっと一生懸命やってきてよかった。
私はいろんな先輩に厳しく、細かく教えられたから、ここまで成長できたと思う。

アパレルの仕事をしていた7年間は大変な事も沢山あったけど、すごく充実した期間だった☺︎