2023年になって約1ヶ月が過ぎようとしているのですが。。。
去年のクリスマスは「演劇集団キャラメルボックス 2022 クリスマスツアー「クロノス」」を観に行ってきました。そうね、コロナ禍になってからは観劇できなかったので「演劇集団キャラメルボックス 2019 スプリングツアー「スロウハイツの神様」」以来、3年振りにサンシャイン劇場を訪れました。嬉しいです。
「クロノス」の物語は梶尾真治著「クロノス・ジョウンターの伝説」の短編「吹原和彦の軌跡」を舞台化したもので、主人公の吹原和彦が想いを寄せる蕗来美子を(彼女が亡くなった原因の)タンクローリーの爆発事故から救おうと何度も過去にタイムスリップするお話。
この物語が面白いのは、過去に戻れる機械「クロノス・ジョウンター」で過去に戻っても、その時代に留まることができるのが15分程度ということと、過去にタイムスリップした代償(反動)として未来へ弾き飛ばされるということ。
今回の設定では、
2023/11/27 10:15 タンクローリーの爆発事故 & 蕗来美子が死亡
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1回目のタイムスリップ:2024/07へ
2回目のタイムスリップ:2026/02へ
3回目のタイムスリップ:2030へ
4回目のタイムスリップ:2079へ
5回目のタイムスリップ:600年後?だったか6000年後?(とにかく蕗来美子がいない世界)
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そうなの、この物語が美しいところは「愛する人と同じ時間を過ごすことはできないのに、愛する人の人生を救いに行きますか?」ってところなのよ。
果たして吹原和彦は蕗来美子を事故から救うことができたのか?
演劇集団キャラメルボックスのマスコットの「みき丸」(今ツアー仕様)。
今思い返しても良いクリスマスだったなぁ。幸せ!