よく「アイツは使えん」というような言葉を耳にする。
まぁ立場はいろいろなんだが、
今回は上司と部下の関係で考えてみる。
上司が部下に対してアイツは使えないというのはよくある話。
実際に自分も部下にそう思うことは少なくない。
ただ、いつも決まって思うことがある。
使えないのはホントに部下なんだろうか?
もしかしたら能力はあるけど自分が上手く使えてないだけなんじゃないか?
まぁ最終的にはコイツはやっぱりダメだなという答えになるんだが。
ただ、アイツは使えないと周りに言いまくっている人に限って、人の使い方がヘタだなと思うことも少なくない。
自分が必要なことを教えきれていなかったり、的確な指示を出せていない人が多いように感じる。
実際、自分もあまり人に言えるような立場ではないが、近頃自分の周囲でそういう人がよくいるので。
とは言え、やはり使えないことには変わりがないので否定はしない。
ただ、使えないからと言って、人間性まで否定する上司がいてるのも事実。
これについては僕は否定的。
今の仕事、職場のメンバーや環境に合わないだけな訳で、その人がダメな訳ではない。
人間なんで向き不向きは必ずある。
それを全て使えないという言葉で片付けてしまう上司はいかがなもんかと。
不向きな仕事をさせたのは上司の責任。
できないことに対してきちんとフォローできなかったのも上司の責任。
そもそも向いてない事を見抜けない上司って能力あんの?
これまでの社会人人生でたくさんの上司の下で働き、たくさんの部下の上で働いたが、個人的には能力のない人間ほど文句や愚痴が多い。
さらにその上司の言葉を真に受ける部下が多いのも事実で、結果として若手が育たなかったり、イジメのような環境を作り上げてしまう。
果たして使えないのは上司なのか、部下なのか。
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