読書リスト(2)に「タリスマン スティーブン・キング&ピーター・ストラウブ」を追加しました。
12歳のジャック・ソーヤーは母の命を救うために必要な「タリスマン」というものを求め旅に出る。現代アメリカと「テリトリー」の間を行き交いながらジャックは旅を続ける。どちらの世界でもジャックには邪悪な追っ手が迫る。
ホラーの名手スティーブン・キングとピーター・ストラウブという作家(初めて知りました)の合作によるファンタジー小説。もう一つの世界として存在する「テリトリー」の設定が面白い。「科学の変わりに魔法が存在する」と作中にはあるが、良くある「剣と魔法の国」とは一味違う感じ。うまく言葉に出来ません(笑)。キングお得意の恐怖の描写は健在だが、合作ということで一味違う雰囲気があります。ピーター・ストラウブの作品も今度読んでみようと思います。