読書記録に「ブラック・ローズ  ナンシー・A・コリンズ」を追加しました。

デッドタウン。大都市の傍らにたたずむそのスラム街は実は古参の貴族吸血鬼の支配地であった。そこに新進の吸血鬼が戦争を仕掛けようとしていた。そんななかにふらりと「よそ者」が現れる。

吸血鬼ハンターであり、当人も吸血鬼である「ソーニャ・ブルー」シリーズの外伝。
本編3作品の設定を、テーブルトークRPG「ヴァンパイア・ザ・マスカレード」の世界観とリンクさせた小説です。
私はテーブルトークRPGについては良く知りませんが、純粋に「ソーニャ・ブルー」シリーズの1作として十分楽しめました。難を言えばソーニャの「正義の味方」度が増しているのがやや残念かなぁ。

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