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第4回チャムさん杯 コートダジュール TAに向けてGT4ブロガーの面々も始動したり、しなかったり様々な様子です。ところで前回のTAの時から加速力について気になっていたことがいくつかあったのでテストしてみました。
レギュレーションはチャムさんのブログ★☆SMILE☆★ ~やんぬるかな日記~を参照してください。

「テスト車両」NSX TypeR '02…ラグナセカTAで使用した車両です。
「共通のチューン」軽量化ステージ3、レーシングハードタイヤ、レーシングブレーキ、レーシングサス、フルミッション、トリプルクラッチ、レーシングフライホイール、LSD1.5ウェイ
「共通のセッティング」ミッション…オート7、アシスト…デフォルト

シフトアップのタイミングと加速力

エンジン回転数がレッドゾーンに入ってもレブリミットにあたるまで結構廻る車種があります。NSX TypeR '02もレッドゾーンは8000rpmからですが、MTで廻すと9000rpmまでいけます。これまで私はレブリミットに当たる直前にシフトアップしていたのですがラグナセカのTAの過程でどうもそれが決して速くはないと気付きました。
実際どうなのかテストしてみました。

「テスト車両」NSX TypeR '02 「パフォーマンス」359ps 1079kg PWR 3.006
操作方法ゼロヨンゼロセン
レッドゾーンでシフトアップ11.58421.161
レブリミットまで廻す11.66121.476
レッドゾーンでシフトアップした方が速いことがわかりました。エンジンの音が苦しげな様ではパワーは出ていないのですね。いたずらに引っ張っても加速は良くないようです。

パワーと加速力

チャムさん杯 TAではレギュレーションはPWRで規定されています。パワーを犠牲にして軽量化を図る人(私ですね)、ウェイトを積んででもパワーアップする人、と色々なアプローチがあります。私はPWRが一緒なら加速力は大差ないと思ってました。加速力が大差ないならコーナーで有利な軽量級の方が有利なはずです。
実際どうなのかテストしてみました。

「テスト車両」NSX TypeR '02 「操作方法」レッドゾーンでシフトアップ
パフォーマンス ゼロヨンゼロセン
359ps 1079kg PWR 3.00611.58421.161
422ps 1266kg PWR 3.00011.48520.868
ハイパワーの方が速いようですね。もちろんその分コーナーではハンデを背負うことになります。コースによってどちらのパターンを選ぶかということになりそうです。

ナイトロの威力

チャムさん杯 TAでは年式によってレギュレーションが異なります。84年以前の車はPWRの制限が厳しい代わりにナイトロが装備でき、タイヤも異なるのです。ところで、このナイトロですが「何馬力」というようにその効果が数値で示されていません。ナイトロの威力をチャムさん杯のレギュレーションにほぼ準ずる形でテストしてみました。

「テスト車両」NSX TypeR '02 「操作方法」レッドゾーンでシフトアップ
パフォーマンスナイトロ ゼロヨンゼロセン
359ps 1079kg PWR 3.006ナシ11.58421.161
308ps 1079kg PWR 3.503設定40(デフォルト)11.14020.226
ナイトロ恐るべし!PWRのハンデを跳ね返してかなり差をつけました。ナイトロの残量を気にしなくてすむ1周のみで争うTAならば足廻りの良い旧車を探し出せばすごいタイムが出るかもしれません。

以上のような結果になりました。今まで漠然としていた事に一応の答えが出たのですっきりしました。
もちろんTAで結果を出すには他の様々な条件、そして「腕」が必要なのですが…。
参考になりましたでしょうか?
“本記事の画像は「グランツーリスモ4」の「フォトドライブ」で撮影しました。”

追記:この記事は8/19朝に公開に至りました。8/18の夜はブログが非常に不調で「サーバーが見つかりません」の状態でした。非公開でアップしたものの修正しきれずにこういう事態になりました。困ったもんです(T_T)。