一昨日神奈川の三浦海岸で関与先の執務を終え
一路新横浜から大阪入りして
つい先ほど今年の執務は無事終了しました。
新年は3日から再び首都圏で仕事はじめです。
さて年内の懸念していたブログエントリーは
今回のエントリーで締めたいと思います。
今年は
お二方の撰集・投稿詩で
当ブログの花道を飾って頂ければと思います。
まずは
昨年に続いて
凛さん
そして
今年度ベストコメント賞に続いて
かっぱぶいこさん
。
。
。
今年もご愛顧いただきありがとうございました。
皆様にとって良い年でありますよう
陰ながらお祈りしています。
。。。。。。
『わたしの思い出のLove Song♪』
だれにだってあるよね?
心に残る
思い出のLove Song
どんなに時が流れても
甘く切ない
メロディーとともに
心に刻み込むように
何度も何度も
口ずさんだ歌詞が
ふと 心の波間に
浮かんでは消え
また 浮かんでくる
思い出のLove Song
あの時
この歌を
一緒に聴いた
懐かしい
あの人の面影が
甘く切ない想いとともに
甦っては遠くなる
思い出のLove Song
これからも
わたしが恋をするたびに
ひとつ
またひとつ
増えてゆくのだろう
甘く切ない
懐かしい
思い出とともに
きっと
作/凛
『腑に落ちる』
魂は遊ぶ 波に乗って
一番高い波に押し上げられ
広い海を見渡す
美しい珊瑚礁
爽やかに吹き渡る風
眩しい光
遠くの入道雲の下はスコール
そのまま波に乗り大きく運ばれる
楽しい 面白い わくわくする
魂は翻弄される 荒れた海に踊らされて
消える事のない三角波の上で
天も地も無くかき回される
暗く底知れない外海
叩きつける雨
光は見えない
苦しい 怖い 絶望する
魂は浮かぶ 鏡のような凪の海面に張りついて
同じ場所をわずかに揺れている
360度の水平線
微動だにしない薄曇りの空
湿度だけがべたりと高い
ここは何処なのだ
何故ここにいるのだ
何の為に存在するのだ
言いようもない不安に襲われる
今 魂は真理に近づこうとしている
それは大きな海の中
静かに穏やかに下降している
一枚の皿が沈んでいくように
左右に揺れながら
海という光の世界を
無数の輝く泡をぬいながら
進んで行く
なるほどそうだったのか
そういうことだったのか
すべての思いは海の上に置いて
海面と垂直のベクトルで
重力のままに
重力のままに
作/かっぱぶいこ