『哀のうた 5』 作/toshi受話器を外した瞬間頬をつたう涙その温もりで貴方を忘れることができないこのやるせなさとこの愛しさをぶつける場所が見当たらない切れてしまった貴方との繋がり誰が鋏を入れた訳でないだから言葉にならないよ石像のように動けなくなった私優しい雨が空から降っているようで未来に新しい貴方が現れるだろうか優しい雨に濡れながら零れる涙の感覚が消えた作/toshi