【遥かなる愛】恒例の

勝手にテイクアウト撰集で

今年の

テーマ【撰集・投稿詩】

第一歩を踏みたいと思います。


Hisacoさん

は今日親戚一同の集まりで

鬼の居ぬ間になんとやらで

こそっと持って帰ってきました。

(゜人゜)(-人-)ゴメンネ


では彼女の多くの作品の中から

メルヘンティックであり

また

人の心の指針にも似た

作品をよろしければどうぞ!















都会の喧騒から 逃れるように

私はある場所へと・・・

足を運んだ・・・



下を向いた私に

街の光に照らされた もう1人の自分が

話しかける



~泣いてちゃダメだよ。上見てごらん~



我に返って ふと 見上げた夜空に



もう少しで 丸くなろうとする

月が出ていた



うっすらとなびく 薄い雲に

時折 隠れながら

凛とした空気に包まれて

月は 力強く光を放っていた



~大丈夫だよ~



そう 聞こえた気がした・・・



~また おいで。いつでも ここで 待ってるよ~



私は 軽く月に微笑み返し

その場所を 後にした



足元には 行き先を照らす

月の光が 続いている



~私も ここで 待ってるよ・・・~



夜空からの 素敵な 贈り物だった





作/Hisaco