遠い距離

君とは　ふとしたきっかけで　知り合った


京都でのセミナー　僕は大阪から　君は東京から

二回目の東京でのセミナー　案内役としての　君の出席　

三回目の名古屋でのセミナー　代理としての　君の出席

その後の謝恩で　情報交換としての　君との懇談


あのときには　

遠距離同士　時間を過ごしただけと

揺れる心を

一方通行だと　言い聞かせ

抑えようとしていた

遠距離同士　君の心のリスク

揺れる心を

育てることだけは

やめようと思っていた


四回目の大阪でのセミナー　特別参加としての　君の出席　

思いもよらない　君との再会


君の気持ちを垣間みたときから

遠距離のリスクと向き合うことに


二人の思いを試されるかのように

時を重ねるたびに

二人の止め処もない

感情を与えられる

二人の留まる所をしらない

切なさを味わう


二人は天を仰いでつぶやく

こんなに　いたずらじきなのだろうかと　



僕は一人つぶやく


君のリスクを取り除くことが

自身へのリスクに重ねることが

感情から情愛への脱皮

切なさから実感への進化


君を連れ添って

リスクを乗り越えることが

君をかばって

人一倍許容するこが


遠距離から近距離へと

近距離から至近距離へと


君との歩む　

すばらしい二人のゴールへ・・・


遠い距離での

離すことのない

バトンを携えてのゴールへ・・・