はじめに
震災で亡くなった方々のご冥福と、ご遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げます。
私は震災の経験者でも親しい人を失ったわけでもありません。被災者の方からすれば無関係かもしれません。ただ、このことは単なる歴史だけで片付けるのではなく、自分への戒めとして、ここに書き記すことに決めました。
16年前。当時の私は高校一年生で、部活の朝練の為、6時に起床、着替え、朝食をとりながらテレビを見るのが日課でした。
いつものようにテレビをつけると様子が違う。
まだ日の光が届かない街に不気味に燃え盛る炎。情報網が遮断され現状を伝えられないアナウンサー。帰宅時に明らかとなった横倒しの高速道路。そして六千人を越す死者の数。
今でもはっきりと思い出します。
でも、思い出す=忘れてる ということで、いざというときに何も出来ないのが現状。行き当たりばったりの性格をなんとかしなければならないだろう。
また、震災により人生を大きく変えてしまった方も大勢いるということ。街の復興で見落としがちな、建物の傷より深い心の傷を。しかし、それを乗り越え懸命に生きる人々がいること。そんな彼らに、はたして私は正面から向き合えるのだろうか…。些細なことで諦め、投げだしがちな人生では彼らに対し、失礼に値するだろう。
僕は彼らの強く懸命な精神と、皆で協力しあい逆境を乗り越えていけるような生き方を今後の人生に繋げたいと思います。
ここまで読んでいただいた皆様に御礼を申し上げるとともに、同じ現状を生きてる方がいらっしゃいましたら、もう一度自分と向き合い、よく考えてみてはいかがでしょうか。
震災で亡くなった方々のご冥福と、ご遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げます。
私は震災の経験者でも親しい人を失ったわけでもありません。被災者の方からすれば無関係かもしれません。ただ、このことは単なる歴史だけで片付けるのではなく、自分への戒めとして、ここに書き記すことに決めました。
16年前。当時の私は高校一年生で、部活の朝練の為、6時に起床、着替え、朝食をとりながらテレビを見るのが日課でした。
いつものようにテレビをつけると様子が違う。
まだ日の光が届かない街に不気味に燃え盛る炎。情報網が遮断され現状を伝えられないアナウンサー。帰宅時に明らかとなった横倒しの高速道路。そして六千人を越す死者の数。
今でもはっきりと思い出します。
でも、思い出す=忘れてる ということで、いざというときに何も出来ないのが現状。行き当たりばったりの性格をなんとかしなければならないだろう。
また、震災により人生を大きく変えてしまった方も大勢いるということ。街の復興で見落としがちな、建物の傷より深い心の傷を。しかし、それを乗り越え懸命に生きる人々がいること。そんな彼らに、はたして私は正面から向き合えるのだろうか…。些細なことで諦め、投げだしがちな人生では彼らに対し、失礼に値するだろう。
僕は彼らの強く懸命な精神と、皆で協力しあい逆境を乗り越えていけるような生き方を今後の人生に繋げたいと思います。
ここまで読んでいただいた皆様に御礼を申し上げるとともに、同じ現状を生きてる方がいらっしゃいましたら、もう一度自分と向き合い、よく考えてみてはいかがでしょうか。





