
彼はトーク・ウィズ・マンティス・・・
カマキリと語る男と呼ばれた
よう、カマキリの姉ちゃん
重力に逆らったポーズがイケてるな
カマキリのメスはダンナを食う
ってホントかい?

もう師走だから、とっくに食っちまった
あとかい?

ハッキリ言って、デンジャラスな女は好きだぜ 

幸か不幸か、俺は世界最強の男・・・
どんな強い女も俺にはか弱い存在なのさ
でも組長くらい強いと、俺でもちょっと引くけどよ・・
「ジェームス!」なんて名指しで呼ばれると
わけもわからず家中を逃げ惑ったりしてな 

だって名指しで呼ばれた時は
たいがいアレだ、塗り薬塗られるとか、ブラッシングだろ
いやブラッシングは結構好きなんだけどよ
でも次のブラッシングまでに
好きだったことを忘れちまうんだ
俺ってホラ、記憶力バツグンで
いろんなことが頭の中に詰まってるから
時々混乱するんだな
天才の悩みってとこかな・・
まあとにかく、
次になんか違うものに生まれ変わったら、付き合ってくれや
昆虫はさすがにちょっと抵抗あるけど、
陸の哺乳類だったら大体何でもオッケー
だからよ

今も犬の彼女がいるんだぜ
よろしくね、カマキリさん(ハリー)
*聞き疲れたカマキリさんは網戸から落下したもよう
ヘンな生き物に話しかけられて迷惑していたので
このあと組長は彼女を庭に解放してやった・・・ 

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