16歳から始めて、みなさんには約16年間に渡り応援していただきましてありがとうございました。
2度の網膜剥離、
右膝前十字靭帯損傷、
左足首剥離骨折、
右足親指複雑骨折、
2度の鼻骨骨折、
右拳骨膜骨折、
左右の手親指靭帯損傷、
顎関節脱臼、
右耳の粉砕骨折
腰椎損傷、
目の瞼も30戦合計で100針以上縫いました。
ケガしかしてないだろって話ですが、
それ以上に得たものは多い16年間でした。
喜怒哀楽がすべて詰め込まれていて、現時点の自分の人生そのものといっても過言ではありません。
メジャーなタイトル獲得直前までいくも、何度も壁に跳ね返されては復活して再度挑戦してを繰り返し、いいとこまでいくけどやっぱりダメだったやつの象徴です。
でもそれも自分の人生だと割りきって、次の人生への力に変えていきたいと思います。
僕の座右の銘である
『努力に勝る才能なし』
ですがそれは結果に結びついた人が、過程を振り返ったときに言える言葉ではないかと僕は考えます。
なので、今の僕はただの吠えでしかありません。
これをこの後長い人生で、負け犬として終わることなく過ごしていくことが今のこれからの僕のモチベーションです。
そして、言いたいことはもう一言。
日本一の三迫ジムは、強いだけではありません。
人間関係、選手間の規律と仲の良さ、トレーナーとの信頼関係、貴志会長と久保マネージャーからの愛情、どれをとっても日本一だと僕は思います。
こんな居心地の良いジムだと辞めるにやめれなくて、悩んでもまたすぐ行きたくなってしまう。笑
これは正のスパイラルですね。笑
要するに、三迫ジムで現役を過ごせて本当に良かったです。
練習という苦しいはずの行いが、早くあの場所にいきたい、早くみんなに会いたいと思ってしまう環境があそこにはありました。
いい人の側には、いい人が集うということですね。
最後に加藤チーフトレーナー。
ボクシング始めた時からのお付き合いで、本当に最初から最後までありがとうございました。
本当の兄がいたら、このような人間関係でありたいなと思えた存在でした。
僕のボクシングとイコールの存在であることは間違いありません。
そして僕の全てを知ってもらえている存在でした。
日に日に度重なる試合によるダメージで、物忘れが多くなる僕を側で見ていて複雑だったと思います。
そして気難しい僕をうまく扱ってくれて、色んな景色を見させてくれてありがとうございました。
三迫ジムのチーフトレーナーに抜擢され、日本一のトレーナー賞を受賞した時は自分のことのように嬉しかったです。
その受賞が何度も何度も負のスパイラルから抜け出せない僕を、前に進まなきゃと救ってくれた事実でした。
これから僕のボクシングへの情熱はあなたの引き出しの1つとして、生き続けていってもらいたいです。
16年間ありがとうございました。
そしてこれからもプライベートでも兄役として、変わらずリングに上がっていた時と同じように傍らでお力添えお願いします。
本当に今までありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします。
これでこのプロボクサーとしてのブログも最後にしたいと思います。
我が現役生活にいっぺんの悔いなし。
事実は置いておいて、これを言って終わらせたかった。
つっこみは受け付けません。笑
本当の本当にありがとうございました!
岩井大