イラストレーター村田峻治の日常 -531ページ目

【ママの遺したラヴソング】素敵なBluesの様な映画

ラスト20分は精々した気持ちで涙が頬を伝う様な気持ちになりました。

【ママの遺したラヴソング(2004)】
アニメーター村田峻治の日常-ママの遺したラヴソング

フロリダで怠惰な生活を送るパーシー(スカーレット・ヨハンソン)に

長年会っていなかった母の訃報が届く。

ニューオーリンズの生家に帰ったパーシーを待っていたのは、見知らぬ二人の男。

元文学部教授のボビー・ロング(ジョン・トラボルタ)と彼を慕う作家志望の青年ローソン(ゲイブリル・マック)

古ぼけた一軒家で、嫌々ながらの同居生活が始まる。新しい生活、文学との出会い、初恋

そして初めて聞く亡き母の横顔。

ささくれだっていたパーシーの心は、いつか少しづつ癒されていく。

そしてある日、母が自分に宛てた一通の手紙を発見する。



最後まで母、ロレーンの姿は写真すら出てこない。

そのため、母を殆ど知らないパーシーと観ている側がシンクロして同じ様に追体験していけた。

ボビーやローソンは常に会話中、文学史上の名言を引用していて、これが二人の関係に奥行きを持たせている。

ここでボビーがパースリーンが高校卒業を皆で祝うパーティーで語ったTSエリオットの言葉を借りよう

『人は冒険をやめてはならない

長い冒険の果てに出発点へたどり着くのだから

そのとき初めて居場所がわかる』


素敵なBluesの様な映画でした。