イラストレーター村田峻治の日常 -461ページ目

辛いと思ったら負け。

『辛いと思ったら負け。』

これは絵描きもミュージシャンも作家も俳優もスポーツ選手も一緒だろう。

これらの世界は自分で望んで入ったものだ。まあ、平坦な道のりは無い。

修羅場を何度も経験する。

『キツい』状態はいくらでもある。でも『辛い』と思ったらそれはもう表現する事そのものに嫌気がさしている証拠だと思うね。

『キツい』って思うのは仕方ないし大丈夫だと思っている。肉体的、精神的にキツいのはそれを乗り越えたら終わるから。

でも『辛い』って思っている人は、そういう状態を乗り越えられないかもしれないし、いつか限界がくる。

自分は『キツいなあ。』は言っても『辛い』は口が裂けても言わない様にしている。

だから、『辛いんです。』とか言ってる人には『辛いんなら、辞めちゃえば?』と突き放す様な事も言うね。

すぐ辛いって言う人は向いてないと思う。

でも、だからといって辞めて他の職業にいっても、すぐ『辛い』って言うだろう。

『辛い』って言うのは自分自身に向き合うのが辛いんで、いつまでも逃げる事しか考えてないんだと思う。

なぜ、そんな事をいうかって?

若い頃、いや自分の場合、子供の頃にそれこそ『死にたい』と思う様な辛い経験を沢山したから。

でも、今も生きている。

たまに自分が子供の頃に自殺しなかったのが不思議に思う事がある。

それに比べれば仕事の『辛さ』なんてものは問題にならない。

自分で選択した道だから『キツい』とは思っても『辛い』とは思いません。

世界には自分の明日の生死も選択出来ない人が沢山いる。

そういう状況では『辛い』なんて言う余裕は無い。

だから、『辛い』って言う人は、それを言えたり、逃げたり出来る幸運に感謝して欲しいね。