昨日は、アメリカ小児科学会のパンフを翻訳しつつ
「風邪のときに、抗生物質を飲むのは、有害です」
という記事をアップしました。
こんにちは。野崎朝美です。
今日は、「不必要なときに抗生物質を飲むリスク」
について、ご紹介しますね。
その、いちばんの理由は、抗生物質の使い過ぎで
いざというときに抗生物質が効かなくなり...
・日本では年間8000人以上
・アメリカでは、年間35000人以上
・ヨーロッパでは、年間33000人以上
が亡くなっていることです。
いざというときに抗生物質が効かなくなり...
・日本では年間8000人以上
・アメリカでは、年間35000人以上
・ヨーロッパでは、年間33000人以上
が亡くなっていることです。
※国立国際医療対策センター病院の研究チーム調べ
2023年に日本で起きた交通事故による死者数が
2678人ですから...
抗生物質の誤用、多用の連続による予想外の結果は
じつは、かなりセンセーショナルなニュースです。
抗生物質を使いすぎる背景には病院にもあります。
例えば、風邪のウイルスに抗生物質は効かないのに
「2017年は風邪で医療機関を受診した患者の
48.9%に抗生物質を処方」
したと全国健康保険組合の調べで判明しています。
「効かないのは承知! でも安心したいから...」
と言われるがままに、風邪で抗生物質を飲む習慣は
見直すと、命を守ることにつながりますよ~。^^
以下、美容整形で有名な、高須クリニックの
高須幹弥医師の文章です。長いですが、ご一読を!
大切な未来を守るための知識が、もう、満載です。
※「抗生物質=抗生剤」です。
患者様のカウンセリングをしていると、ときどき
「授乳中で、手術後の抗生剤を飲みたくないので
抗生剤なし、にしたいのですが、それが原因で、
感染するとか問題が起こることはありますか?」
「過去に抗生剤で薬疹アレルギーがでたのですが
手術後の抗生剤は、どうしたらいいですか??」
「抗生剤を飲むと、お腹の調子が悪くなっていき
下痢をするのですが、どうしたらいいですか?」
などの、ご質問を、いただくことがあります。
まず、結論からお話しすると...
手術後の抗生剤の投与には、重要性がないので、
飲めない事情がある人、飲みたくない人などは、
無理して飲む必要は、ありません。
授乳中で、なるべく授乳をやめたくない場合は、
抗生剤を飲まなくて、大丈夫です。
過去に、抗生剤使用でアレルギー症状がでた人、
何の薬が原因でアレルギーが出たか、不明な人、
薬を替えてまで、抗生剤を飲みたくない人なども
無理して飲まなくても、大丈夫です。
抗生剤は、日本では昔から、
さまざまな手術で投与されてきました。
「手術後の感染症を予防するための抗生剤投与は
重要なことなんだなあ」
と思う人が多いと思いますが、実際には...
手術後に抗生剤を投与すると感染症の予防可能、
というエビデンスは、ありません。
要するに、「手術後に、抗生剤を投与していると
手術後に抗生剤を投与しなかった場合に比べて、
感染症の発生率に、有意差があったよ」という、
明らかなデータは、ない、ということです。
では、なぜ、日本では昔からこんなにもたくさん
手術後に、抗生剤が投与されていたかというと、
・健康保険の仕組みと
・病院と製薬会社のしがらみ
によるからです。
健康保険で診察、治療する場合は、一部を除くと
治療をすればするだけ、保険点数は加算されて、
病院の収益になります。
患者さんが、軽い風邪で来院されても、解熱剤、
咳止め、去痰剤、抗生剤などの、薬を、たくさん
処方することによって、病院の利益をあげます。
本来ウィルス性の風邪に抗生剤は無効なのですが
「細菌の、二次感染の予防のための、予防投与」
という建前で処方します。
手術をした後も「術後感染の予防」という建前で
抗生剤の点滴や、内服薬の投与を、長期間行って
保険点数を増やし、病院の利益をあげます。
保険診療で、医者が患者様に抗生剤を必要以上に
たくさん処方しても、患者様は文句言いません。
医学の知識が乏しいからです。
中には、「医者が、たくさん薬を出してくれた。
医者に大切にされてるのでありがたい」などと、
逆に、喜んでしまう患者様もいらっしゃいます。
むしろ軽い風邪で受診した患者様に対して医者が
「解熱剤も抗生剤も必要ないので、出しません」
「水分をとりつつ家で安静にしたら、治ります」
と言って診察だけして何も薬を出さないと...
「あそこの医者は何も薬を出してくれなかった」
と、怒ってしまう患者様も、いらっしゃいます。
しかし、
抗生剤には、様々なリスク、副作用があります。
どんな抗生剤でも
必ずアレルギーがでる可能性があり薬疹がでたり
口の中や気道の粘膜が腫れて呼吸困難になったり
アナフィラキシーショックで、死亡する可能性も
あります。
抗生剤の内服をすることにより胃の粘膜が荒れて
胃炎になることもあります。
抗生剤によって腸の中の腸内細菌が死んでしまい
悪玉菌が増えていき、お腹の調子が悪くなって、
下痢をしたり、便秘になることが、あります。
抗生剤によって、皮膚の常在菌が死んでしまい、
代わりに他の微生物が増えるので、肌が荒れたり
ニキビができたり、真菌症になってカンジダ症や
インキンタムシになることも、あります。
抗生剤を、長期間、投与し続けることによって、
体の中で抗生剤の効かない耐性菌が増えていき、
将来、何らかの感染症を起こし、本当に抗生剤の
治療が必要になったときには、抗生剤が効かない
体になっていることもあります。
健康保険で、必要のない抗生剤を投与しても、
患者様にとっては百害あって一利なしであり、
得をするのは病院と製薬会社だけです。
とはいえ、日本には「薬神話」というものがあり
薬を出さないで正しいことをする医者が少数派に
なってしまうのが現状です。
「授乳中で、手術後の抗生剤を飲みたくないので
抗生剤なし、にしたいのですが、それが原因で、
感染するとか問題が起こることはありますか?」
「過去に抗生剤で薬疹アレルギーがでたのですが
手術後の抗生剤は、どうしたらいいですか??」
「抗生剤を飲むと、お腹の調子が悪くなっていき
下痢をするのですが、どうしたらいいですか?」
などの、ご質問を、いただくことがあります。
まず、結論からお話しすると...
手術後の抗生剤の投与には、重要性がないので、
飲めない事情がある人、飲みたくない人などは、
無理して飲む必要は、ありません。
授乳中で、なるべく授乳をやめたくない場合は、
抗生剤を飲まなくて、大丈夫です。
過去に、抗生剤使用でアレルギー症状がでた人、
何の薬が原因でアレルギーが出たか、不明な人、
薬を替えてまで、抗生剤を飲みたくない人なども
無理して飲まなくても、大丈夫です。
抗生剤は、日本では昔から、
さまざまな手術で投与されてきました。
「手術後の感染症を予防するための抗生剤投与は
重要なことなんだなあ」
と思う人が多いと思いますが、実際には...
手術後に抗生剤を投与すると感染症の予防可能、
というエビデンスは、ありません。
要するに、「手術後に、抗生剤を投与していると
手術後に抗生剤を投与しなかった場合に比べて、
感染症の発生率に、有意差があったよ」という、
明らかなデータは、ない、ということです。
では、なぜ、日本では昔からこんなにもたくさん
手術後に、抗生剤が投与されていたかというと、
・健康保険の仕組みと
・病院と製薬会社のしがらみ
によるからです。
健康保険で診察、治療する場合は、一部を除くと
治療をすればするだけ、保険点数は加算されて、
病院の収益になります。
患者さんが、軽い風邪で来院されても、解熱剤、
咳止め、去痰剤、抗生剤などの、薬を、たくさん
処方することによって、病院の利益をあげます。
本来ウィルス性の風邪に抗生剤は無効なのですが
「細菌の、二次感染の予防のための、予防投与」
という建前で処方します。
手術をした後も「術後感染の予防」という建前で
抗生剤の点滴や、内服薬の投与を、長期間行って
保険点数を増やし、病院の利益をあげます。
保険診療で、医者が患者様に抗生剤を必要以上に
たくさん処方しても、患者様は文句言いません。
医学の知識が乏しいからです。
中には、「医者が、たくさん薬を出してくれた。
医者に大切にされてるのでありがたい」などと、
逆に、喜んでしまう患者様もいらっしゃいます。
むしろ軽い風邪で受診した患者様に対して医者が
「解熱剤も抗生剤も必要ないので、出しません」
「水分をとりつつ家で安静にしたら、治ります」
と言って診察だけして何も薬を出さないと...
「あそこの医者は何も薬を出してくれなかった」
と、怒ってしまう患者様も、いらっしゃいます。
しかし、
抗生剤には、様々なリスク、副作用があります。
どんな抗生剤でも
必ずアレルギーがでる可能性があり薬疹がでたり
口の中や気道の粘膜が腫れて呼吸困難になったり
アナフィラキシーショックで、死亡する可能性も
あります。
抗生剤の内服をすることにより胃の粘膜が荒れて
胃炎になることもあります。
抗生剤によって腸の中の腸内細菌が死んでしまい
悪玉菌が増えていき、お腹の調子が悪くなって、
下痢をしたり、便秘になることが、あります。
抗生剤によって、皮膚の常在菌が死んでしまい、
代わりに他の微生物が増えるので、肌が荒れたり
ニキビができたり、真菌症になってカンジダ症や
インキンタムシになることも、あります。
抗生剤を、長期間、投与し続けることによって、
体の中で抗生剤の効かない耐性菌が増えていき、
将来、何らかの感染症を起こし、本当に抗生剤の
治療が必要になったときには、抗生剤が効かない
体になっていることもあります。
健康保険で、必要のない抗生剤を投与しても、
患者様にとっては百害あって一利なしであり、
得をするのは病院と製薬会社だけです。
とはいえ、日本には「薬神話」というものがあり
薬を出さないで正しいことをする医者が少数派に
なってしまうのが現状です。
「風邪に効く薬は、ない」
「抗生物質は、風邪のウイルスには、効かない」
うん、それは、とーっても、よ~く、わかった!
けれども、大切な家族や、犬ちゃん猫ちゃんが、
・熱を出したり、咳をしつづけたり、、吐いたり
・鼻水が出たり、鼻がつまって苦しそうだったり
そればかりか、
・下痢がつづいて、衰弱してしまったり
・高熱がでて、うわごとを言いつづけたり。
それを、
「風邪に効く薬はないから寝ていれば大丈夫ー!」
と見守ることは、ときに、難しくありませんか?
「少しでも早くラクに、乗り越えさせてあげたい」
と、思ってしまうことも、ありますよね。^^
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参考資料:
https://www.takasu.co.jp/topics/column/beauty/95.html
2024年8月21日閲覧
ココルン
日本ホメオパシーセンター南宇都宮
電話番号:080-2243-4466
営業時間:9時~18時
定休日:土曜、日曜、祝日
住所:栃木県宇都宮市宮原
全国対応しています:Zoom、LINE、電話
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