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日野・レンジャーをベースとして水槽付ポンプ車同様の各種資機材に加え、1000リットルの水と500リットルの泡消火薬液、電動ホースレイヤーを搭載した同車は大岡出張所消防隊がミニ消防車とペアで運用し、火災や救助事案、救急支援事案などに対応していることはもちろん、車両火災や小規模危険物火災など、泡消火が効果的とされる火災の現場に積極的に投入されます。
資機材庫やポンプ部分はすべてシャッターに覆われているオールシャッター仕様で、資機材保護能力が高くなっているほか、赤色灯類と車両周辺を照らす作業灯はすべてLEDで統一され、消
費電力を抑え、明るさと視認性を確保しています。
また、化学車として配置されているため、車両上部に放水砲も搭載されています。
水槽付ポンプ車とほぼ同じ車体サイズながらここまでさまざまな機能を詰め込み、汎用性高く仕上げられた同車。
私の地元の横須賀市では化学車は大規模、あるいは特異な火災にしか出場しないため、このように汎用性の高い化学車は魅力的なので、今後も横浜市内で増殖してくれることを祈っています。