今まで生きてきた中でこれが大山の1番好きな写真です。今までのどんな写真よりもです。
大山が短大に通っていた20歳の冬に帰省した時に撮ったものです。
これを撮影した当時は、この写真がこんなにも特別なものになるとは思っていませんでした。当時から友達などにイツさんの事は面白おかしく話したり自慢していましたが、この写真もその“ネタ”にしたら面白いかも…ぐらいの感覚で撮りました。
「わたしの18番」と言いながら作ってくれたオムレツを食べている様子を何気なく写真に撮りたくなり妹に頼んで撮ってもらいました。
写真という事で少し“ええ格好”をしようとしたイツさんは歯を入れようとしたりもしたのですが、敢えて制止して「普通に食べているところが撮りたいからそのまま食べててよ」と言って、このような写真になりました。若干、緊張しているイツさんがかわいいです。
また短大が始まり、帰った時に写真が出来たらすぐに拡大コピーして部屋に貼りました。そして部屋に来る友達にイツさん自慢をしまくったものです。
今日、イツさんの転院が決まりました。それはすなわち、イツさんが最期を迎える場所が決まった事を意味します。
先日の日記にも書きましたが…
人生の終わり~ばあちゃんとの思い出~
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http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=big-mountain-0722&articleId=11164966605&frm_src=article_articleList
こんな気持ち生まれて初めてです~ばあちゃんへの想いと今の素直な気持ち~
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http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=big-mountain-0722&articleId=11165057529&frm_src=article_articleList
あの粉雪が舞った夜に、最期が近い事を知った夜に一人部屋で泣きじゃくりました。この時に覚悟は決めたので、もう泣く事はないと思います。思いますが、やはり淋しいものです。
イツさんと同じ屋根の下、一緒に住んだのは3年弱です。
それまで苦労ばかりの人生を送っていたというイツさんの歴史において、たった3年弱ではありましたが、孫としてイツさんの人生に彩りを与えた事が出来たと自負しています。本当に楽しかったし、いつもイツさんは笑っていたし、イキイキしていましたから。それはイツさんと撮った様々な写真の表情が物語っています。
ばあちゃんではあるけれど…もう一人の母親みたいで、親友のように何でも語る事が出来て、漫才師の相方のような関係で、偉大なる人生の先輩で、誰よりも強くて根性があって優しくて、涙もろくて、ちょっと天然でお茶目で、いつも温かいオーラで家族のみんなを包んでくれた、最高のばあちゃんです。
イツさんの人生…それはまるで映画のような人生だったのではないかと思います。
遠方の病院になってしまったので、残念ながら頻繁には会えません。次にいつ会えるかはわかりませんが、一緒に暮らしていたあの頃の孫で会いに行こうかと思います、写真を忍ばせて…
ひとつ心残りがあるとすれば…自分の子どもをイツさんに抱いてほしかったです。我が子と嫁さんをイツさんに自慢したかったし、嫁さんと我が子にもイツさん自慢をしたかったです。子どもが生まれたらイツさんの名前を少しわけてもらおうかな。
次にイツさんに会えるのが楽しみです。待っててね、イツさん。
