エミ子が夕飯の準備をしていたときのこと、
サダオとヨシ子の部屋から大きな声が聞こえてきた。
サダオはこの時期になるとマスクを常にしているのだが、そのマスクを布団の脇に置いていたらしい。
そこから事件が始まるわけなのだが…
ヨシ子『おじいさん!なんやソレは!?』
サダオ『何がや?』
『何がってそのマスクになんか赤いものがマスク中に付いとる!!なんや?血か?血なんか?!』
『赤いものを食べたんや。』
『赤いもの食べたって何を食べたんや。赤いものなんてあったか?』
『赤いもの食べたんや~。』
『食べたって、マスクつけながら食べるもんがどこにおるんや!』
ここら辺で相手をすることに疲れたのか、サダオは聞こえないフリをする作戦に出る!!(笑)
『…。』
沈黙を守るサダオにあきれたヨシ子はベッドから車椅子に移り何が付いているのか確かめに行くことに。
少しすると目的のマスクの場所までたどりついたヨシ子は叫んだ。
『何かが付いてると思ったら入れ歯や!!マスクの上に入れ歯が乗ってるだけや!!』
『…。』
隣で叫んでいても沈黙を守るサダオ(笑)
今度は早く口の中に入れろとうるさく言われる。
『踏んでもうたら、割れてまうで!!壊れるで!!はよ入れとき!!』
『…。』沈黙を守りつつ、入れ歯を入れるサダオ(笑)
そんなサダオにヨシ子が放った極めつけの一言が…
『自分の歯も入ってないのがわからんのか?』
えっ?Σ(゚д゚;)
ってか、アンタが言うなよ!(笑)詳しくは昨日の記事参照
とか、思っていたら長い沈黙を破ってサダオがこう言った。
『食べたらわかる。』
ごもっともです。m(_ _ )m







