ビコロアートは6日までお休みをいただいています。
明日5月5日は、こどもの日(端午の節句)ですね。
「鯉のぼり」、「鎧兜」や「五月人形」を飾って男の子の健やかな成長を願う行事ですが、
端午の節句に鯉のぼりを飾る風習がいつから始まったのかご存知ですか?
以前から気になっていたので調べてみました。
「時代風 俗考証事典」 林 美一・著 河出書房新社・刊 によると、
江戸時代中期に幟の上の飾りとして1メートル程度の吹流しをつけたのが始まりのようです。
『江戸時代の中期に、五月の節句の幟のまねき(幟の上方の横竿につける小旗)に紙製の鯉をつけることから、この風習は始まったといわれる』
元禄時代の五月節句の飾り物 菱川師宣 画「大和耕作絵妙」(1688~1704頃)
「時代風 俗考証事典」 林 美一・著 河出書房新社・刊 より
武家の庭先でしょうか? 右側に兜、左に3体の人形が飾ってあります。幟には吹き流しが付けられていますが、鯉は見当たりません。

磯田湖龍斎 画 「色錦姿の花年中行事」に描かれた鯉の吹き流し 安永四年(1775年)
「時代風 俗考証事典」 林 美一・著 河出書房新社・刊 より
林 美一氏が知る最も古い鯉のぼりの絵

時代風 俗考証事典/河出書房新社

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錦絵に登場する鯉のぼり
鯉のぼりの錦絵は、広重の「名所江戸百景 水道橋駿河台」が有名ですが、
ほとんど同じデザインの鯉のぼりを国芳が描いています。
歌川国芳 画 「しんば連 魚かし連 市川三升へ送之」(1849年)
「没後150年 歌川国芳展」 展覧会図録 より

武内桂舟 画 「鯉のぼり」(1890年)
明治時代初期には、すでに手持ちの鯉のぼりのおもちゃが存在したようです。

武内桂舟が描いた「鯉のぼり」のおもちゃを、復刻して工作キットにしてみました。
型紙は、こちらから無料でダウンロード出来ます。⇒ Download the PDF

外形をハサミで切り抜いて、のりしろ部分を内側に折り返していきます。

のりしろにスティックのり(消えいろピットほそみ)でのりを塗っていきます。

のりは青い色をしていますが、乾くと透明になります。

真中で折り返して胸ビレを貼りつけたら完成! でっかい動眼をつけても面白いですよ。

ぜひ皆さんも作ってみてください。
型紙をダウンロードして、A3サイズにプリントアウトしてくださいね。
トンボ鉛筆 スティックのり 消えいろピットほそみ PT-PC/トンボ

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