JW2世の探求の軌跡〜エホバの証人からキリストの証人へ

JW2世の探求の軌跡〜エホバの証人からキリストの証人へ

元エホバの証人2世のトラウマ治療、子育てに向き合う日々。
jw.org、ものみの塔聖書冊子協会、聖書についてのブログ



皆さん、こんばんは。

お元気ですか?
私は数ヶ月間、過敏性大腸症候群で便秘と下痢を繰り返し、吐き気がすることも度々あり、とても体調が悪いです。

でも、体調を崩すことは悪いことばかりではありません。トラウマ記憶がよみがえって意識化され、過去の自分を癒すチャンスともなります。

私は今日、家族と公園に行った時に気分が悪くなり家に帰ったのですが、そこで寝込んでいる間にエホバの証人の大会ホールでの記憶が蘇ってきました。

今回は、その記憶とどのように向き合い、どのように癒したのかを分かち合いたいと思います。



フラッシュバックのきっかけ

フラッシュバックのきっかけは、昨日の大規模展示場に行った時から始まっていました。広々とした通路を歩いているときに、何かデジャブを感じました。

「あれ、これはどこかで見た景色と似ている。長椅子に座っておにぎり食べてる親子も、なにか変な懐かしさを感じるなあ」

「そうだ!エホバの証人の大会で〇〇ドームとか展示場での地域大会で見た景色と似ているぞ!」

昨日はその記憶だけ思い出して通り過ぎたのですが、今日になってその記憶がさらに鮮明になってきました。

そして今日、家族と公園に行った時に管理事務所にあった公園のジオラマを見たときに、さらにフラッシュバックが起きました。

その時、エホバの証人の大会ホールに飾ってあったジオラマの映像と重なり、嫌な気分になったのです。

目をそらしたかったのですが、子供は公園のジオラマに興味津々で、抱っこして上から見たいとせがみました。

昨日の展示場、今日の公園のジオラマ。そのダブルのトリガーがきっかけで、大会ホールでの辛い記憶を思い出すことになったのです。

蘇った記憶

あの頃は、子供には退屈な話を午前午後通して5時間くらい、じっと座って聞かされることの辛さ。退屈で気が狂いそうになっていたこと。
そして唯一の息抜きは、トイレに行った後に母親と合流し、自動販売機でジュースを買ってもらう時間。それだけが楽しみだったことを思い出しました。

皆さんは、そういった思い出がありませんか?

「そういえば、そうだったな」と思い出したときに、背中から首の後ろ、足のふくらはぎにかけて、ざわざわとした感覚に襲われ、気分が悪くなりました。

子供の自分との対話

そのざわざわとした体の感覚をずっと味わっていると、大きな展示場の通路に立ち尽くしている子供の私の映像が浮かんできました。

「子供の私は今、何を感じているの?」と問いかけると、こんな声が聞こえてきました。

「親はエホバの話に夢中で、僕のことを見てくれなかった。そのことが寂しかったんだ」

「でも親に喜んでもらうために、頑張ってつまらない話をじっと座って聞いてたんだ」

「でも耐えきれなくなってトイレに行くために席を立ち、その時に会場を去るとき、座っている人々の視線が僕に集まっているのではないかという居心地の悪さや後ろめたさを感じながら、1日に何度も外に出ていた。それも嫌だった」

「そしてプログラム中に母親も出てきたときに合流し、自動販売機でジュースを買ってもらうこと。それだけが唯一の楽しみだったんだ」

「でも僕は本当は、もっと外で遊びたかったし、大会にも連れてこられたくなかった」

「車の中にぎゅうぎゅう詰めにされて、2時間もかかってようやくついて、そして大会でもじっと座ってなきゃいけない。それはもう地獄の苦しみだった。退屈で気が狂いそうになっていたんだ」

「せめて外の芝生で、自由に体を動かしたかった。それすら叶わなかった」

そういった子供の私の苦しみを、聞いてあげました。

そして、大人の私が声をかけます。

「寂しかったね」

「退屈で気が狂いそうなのに、よく頑張って耐えてたね」

「辛かっただろうに。気づいてあげられなくてごめんね」

「でも、お母さんを喜ばせるために必死だったんだね」

「もう頑張らなくていいよ。辛かったら、お母さんじゃなくて、大人の僕に教えてね」

トラウマワークの日々

こんなふうにして、私は体調不良のたびに、エホバの証人の子供時代の辛い記憶が蘇ることが度々あります。

その時は、毎月カウンセリングをしてもらっている臨床心理士の方から、カウンセリング中にやったインナーチャイルドセラピーのような声かけを参考にして、自分で自分を癒すようにして、次のカウンセリングまで何とか生き延びています。

私はこのような子供の自分と対話すると、同じ記憶を思い出したときの辛さが確かに減るのです。だから1時間以上、じっくりと自分と向き合う時間が必要ですが、意味はあると思っています。

こんなに辛い思いをして、子供時代の大会での軟禁状態を我慢した影響が、こんなにも大きかったのかと痛感しています。

何年もカウンセリングして、いろんなトラウマ記憶を処理してきたにもかかわらず、まだこんな記憶に苦しめられているのかと思うと、うんざりします。また記憶が蘇るのかと思うと不安です。何ヶ月も体調不良が続いて、いつか体調が安定するのだろうかということも心配になっています。

でも、少しずつトラウマに向き合って処理していくしか、良くなる道はありません。

砕けた欠片を抱きしめて

ふと、コードギアスの劇場版の主題歌「赤だけが足りない」の歌詞を思い出しました。



その歌詞を私なりに解釈すると、
何度でもトラウマが蘇って、それが砕けた欠片だとして体に刺さっていることに気づくのだけども、それも今の自分を作り上げてきたものだと受け入れて、自分なりに整理をして、自分を癒して、人生を突き進んでいくしかないんだという覚悟のメッセージのように、私には聞こえるのです。

この記事が、同じように苦しんでいる誰かの支えになれば嬉しいです。

何か感じたこと、思い出したことがあれば、ぜひご感想をコメント欄に書き込んでください。

読ませていただくのを楽しみにしています。​​​​​​​​​​​​​​​​

現役JWの両親が会いにきてくれました!

近況報告

このブログを何年も放置してしまい、申し訳ありませんでした。

その間に、私の人生には大きな変化がありました。子どもが生まれ、トラウマ治療を始めました。書きたいことはたくさんあったのに、子育てで忙しく、トラウマ記憶の扉が開く度に心身の不調が出てきて自己対処に追われ、何も書けなくなっていました。

まだまだトラウマ治療中で体調には波がありますが、これからは、日々の出来事を日記のように綴っていこうと思います。後から、役立ちそうなテーマをまとめ直す形で、皆さんと共有していければと考えています。



両親が会いに来てくれた

エホバの証人には「排斥制度」というものがあります。組織を離れた者、教えに従わない者とは、たとえ家族であっても交流を絶つという厳格なルールです。

私は排斥ではなく断絶届を出して自ら脱会した2世です。両親とは長い間、まともな交流がありませんでした。子供が生まれてから交流が再開しましたが、妻と子どもに会わせることができずにいました。

その両親が、「孫に会いたい」と言って、会いに来てくれたのです。

これは、排斥制度を乗り越えた、両親側の大きな決断でした。私は、これを親子の和解、そしてマインドコントロール解除に向けた大きな一歩だと考えています。

準備段階での気疲れ

こちらから訪問すると提案したのですが、「孫たちが移動するのは大変だから、こちらが行く」と両親が言ってくれました。狙って誘導したわけではありませんが、結果的にそうなって良かったと思います。

新幹線の座席選びには、相当神経を使いました。前列か最後列を取るか。乗り換えの時間はどれくらい空けるか。弁当を買う時間は十分か。
色々と考えて手配しましたが、それだけで相当疲れました。

3日間の消耗

ホテルに到着してから、母親の話を30分聞いただけで、多弁に圧倒されめちゃくちゃ疲れました。一方的な話題が次々と飛ぶんです。

3日間、ずっと気を使っていました。なぜか母親にエネルギーを吸い取られていくような感覚でした。
会えて良かったとは思います。初日は上の子が緊張して何も話さなかったのですが、2日目に上の子と親を公園で遊ばせることで初対面の緊張がようやく解けて笑顔や会話をする姿を見ることができて親孝行できたかな?と嬉しくなり、
上の子も打ち解けてリラックスできたかな?と安心もしました。
でも、その後が大変でした。

執筆再開と体調崩壊

両親が帰った後、以前から依頼されていた宗教2世問題についての執筆を再開しようとしました。
でも、書けない。なんとか頑張って書き上げましたが、完成した翌日から食欲がピタッと止まったんです。

それから数日間、水分と糖分しか摂れませんでした。

執筆を再開しようとすると、また胃がムカムカして、今度は逆流性食道炎のような症状が出ました。喉の奥に何か液体が来ているような感覚。夜中にウプッとなるのが本当に苦しかったです。

胃腸を悪くして食欲をなくし、食欲が戻ると大樹を戻さなきゃと思って無理に食べては吐き気に襲われ、一晩中苦しみました。なかなか胃腸の調子が戻りませんでした。

この症状は数ヶ月断続的に繰り返しており過敏性大腸症候群かもしれないと思っています。緊張や疲れが重なると胃腸が動かなくなったり、過敏に動いてお腹を壊してしまうことの繰り返しで食事の度に不安が過ぎります。

精神的に追い詰められて

出口が見えず、途方に暮れました。無力感に苛まれました。
相談窓口に電話するほど、精神的に参っていました。

回復の手がかり

症状を改善したのは、枕を高くして、背中と首の下に枕を入れる形で寝ることでした。逆流性食道炎の症状はよくなりましたが、寝返りが打てていないせいか、悪夢を見て起きた時に薬指と小指がしびれるという謎の症状が出るようになりました。トラウマ治療で受けたEMDR(眼球運動による脱感化と再処理法)のトラウマ記憶にぶち当たったときの体が硬直する感覚に似ています。

そして今日。
よく噛むことと、食後にマインドフルネスを10分やっただけで、子どものわがまま(「動画見たい!」と泣き叫ぶ)に対して、冷静に対処することができました。これは本当に驚きでした。

一日中、上の子を連れて出かけて、色々動いて疲労困憊のはずなのに、精神的に余裕ができたんです。

消化酵素のサプリを飲んだおかげで、お腹が軽くなったのも大きかったです。

そして、マインドフルに食事をしながら、満腹中枢が信号を送った瞬間の体の反応をキャッチするという目標でやってきました。あと二口という段階で、「ああ、もういいかな」という声が聞こえたんです。体の声です。もったいないから食べちゃいましたが、消化酵素サプリのおかげで、胃がムカムカする感じにはなりませんでした。

幸せな瞬間

今日、妻から「上の子が何ヶ月目で二語文を話したか覚えてる?」と聞かれました。

そこで、今まで書いていた育児記録が役に立ちました。記録を見返すと、上の子がいろんな言葉を発していた時期のことが蘇ってきました。
その思い出を妻と共有して、二人で上の子の成長について話せたのは、本当に幸せな時間でした。
まさかの、初めての二語文が、ここでは書けないような衝撃の発言だった思い出しました。感情を強く動かす言葉が記憶に残りやすきからなのか、本当に面白いです。

子育ては本当に、偶発性の連続です。大変なこともあるけれど、こういう偶然の面白さ、幸せな瞬間に立ち会えるのが、親であることの恵みだと思います。

これからのブログについて

私はこれから、日記のようにリアルタイムで自分の経験を語る記事を増やしていこうと思います。

・大変なことを乗り越えたこと、そのきっかけのシェア。
・乗り越えられてなくても、完璧に解決していなくても、今感じていることを書いてみる。

そして、読んでくれた人のコメントや質問から、「ああ、これは自分だけじゃなくて、他の人も悩んでいることなんだな」「ここをもっと詳しく書いたら、誰かの役に立つかもしれない」と気づいたテーマを、後から体系的にまとめていく。

生きづらさを抱える元JW二世のリハビリのヒントになるような記事を、皆さんの声を聞きながら作っていきたいんです。

もし共感したこと、疑問に思ったこと、「ここをもっと知りたい」と思ったことがあれば、コメントで教えてください。
それは他の二世もきっと同じ引っ掛かりを感じているかもしれないからです。
フィードバックいただいたことから記事を書いて、それを読んだ人の生きづらさを乗り越えるブレイクスルーになるかもしれません。

完璧を目指さず、ありのままを共有していく。その中から、誰かの回復に役立つ何かが生まれることを願って。


エホバの証人問題支援弁護団の虐待調査報告のニュースが話題となっていますね。


その報道に対するプレスリリースが予告されていましたが、昨日弁護士ドットコムニュースにて
プレスリリースの内容が明らかになりました。

エホバの証人が“虐待”指摘に徹底反論「一部の批判的な人たちが間違った情報を広めている」

 

しかし、その内容があまりにも詭弁に満ちあふれていたので反論したい気持ちが抑えられず、
弁護士ドットコムニュース宛に下記のメールを送りました。

長文ですが御覧ください。
 

プレスリリースに対する感想
全体として、巧妙に論点をずらしてミスリードを狙った詭弁であるという印象を受けました。

各コメントに感想や支部に問いたいことを述べさせて頂きます。
長文ですが、読んでいただき、追加取材の材料にしていただますと嬉しいです。

1)「児童保護の専門家が、同団体を子どもにとって安全な組織だと評価」
<感想>
私は当事者として身体・精神・性虐待を受けたので安全とは思いません。

<日本支部に問いたいこと>
児童保護の専門家とは誰か、どのような調査で安全だと評価したのか質問したいです。
また、組織的な児童性的虐待の隠蔽については
・アメリカでのキャンディス・コンティ裁判
・オーストラリア王立委員会で1006人の長老が性加害を行っていたこと
・長老を処分もせず、異動を繰り返し被害を拡大させたこと
・被害者に口止め料を払っていたこと、
など児童性的虐待の隠蔽の事実が裁判に認められたことについてはどう思っているのか、子どもたちを守るためにどんな具体的な仕組みを作って来たのかについて質問したいです。

2)「いかなる児童虐待も容認していない」
<感想>
実体験として、体罰の指導や輸血拒否カード、大学進学の否定など虐待は行われてきました。

<日本支部に問いたいこと>
「いかなる児童虐待」の中に厚労省ガイドラインで指摘されている事柄は含まれるという認識はお持ちでしょうか。
法律がどうであれば「人間より神に従う」という教義によって正当化してきたので正直にそのように主張されてないのはなぜですか?

3)「子どもにバランスのとれた宗教教育を施す親の権利は保障されている」
<感想>
子供の信じない自由を侵害され、親の信仰を強引に押し付けられアンバランスな宗教教育を施されたと感じています。

<日本支部に問いたいこと>
日本支部も親に、子供にもエホバの律法を守らせ宗教活動を最優先する指導を巡回監督を通して奨励してきました。だから親も従わないといけなかったので、指導者としての責任は日本支部にもあると思います。親の権利にすり替えないでいただきたい。

親の権利を主張するよりも、子供にとってアンバランスな宗教教育を施されたからこそ傷ついた人が声を上げてるのではないかと、振り返って欲しかったのですが、子供がどう感じているか実態調査はしないのでしょうか。

 

4)「エホバの証人は輸血を含むどんな治療も、それを受け入れるかどうかは各人が個人的に決めることであり、他の人が強制したり圧力をかけたりすべきでないと考えており、そう教えてもいます」
<感想>
輸血は個人的に決めることだとは教わっておりません。
死ぬとしても絶対に拒否すべきものと教えられてきました。
輸血は重大な罪で神に滅ぼされると教えられて来ました。
集会でそのように教えられることは、2世の私にとっては強制や圧力だと感じていました。
脱会した今はプロテスタントのキリスト教徒ですが、誰に強制されるわけでもなく聖書を読み直して輸血は神は禁じていないと思うようになったので、個人的に決定することができていると思えるようになりました。

<日本支部に問いたいこと>
圧力をかけていないと教えていると主張されていますが、
信者は聖書は輸血を禁じていないと考える解釈の幅は許されておらず、公に教義を否定すると破門・忌避の扱いを受けます。
輸血を受け入れたら破門されてしまうことを考えると、排斥処置が圧力になっていると一般的には受け取られると思いますが、どう考えてますか。

提案ですが、輸血を受け入れても何の処罰もしない、前と変わらず信者家族と交流ができると世間に宣言し、全国の信者に周知徹底を約束していただけませんか?
そうしてこそ2世の子どもたちは「個人的に決めることであり、他の人が強制したり圧力をかけたりされていない」と感じられる環境になると思います。

5)「信仰を医療に取って代わるものとは考えておらず、『標準的な現代医学を信頼し受け入れています』」
<感想>
これはミスリードを狙ってあえて分かりにくく書いてますね。
確かに「信仰治療や祈りによる癒やしがあるから病院に行くな」とは教えられて無いですよ。
でも輸血に関しては危険性を煽る情報しか与えられなかったことを覚えています。輸血に関しては現代医学を徹底的に否定し、拒否しているとしか思えません。
ただし、献血から作られた一部の血液製剤に関しては受け入れても罰則が無いですけど、これを逃げ道にさらなるミスリードを誘うプレスリリースは出して欲しくないなと懸念しています。

<日本支部に問いたいこと>
一般論ではなく、輸血拒否がネグレクトと非難されている背景事情がありますので、輸血拒否に限定した見解をお答えください。

輸血拒否しても楽園での復活があるという教えは、信仰が医療に取って代わっていると一般的には受け取られると思いますが、どのような意図がありますか?

6)教団が宗教的少数派として迫害を受けており、差別や間違った情報に対して脆弱だと強調されていることについて
<感想>
宗教による児童虐待の被害の声に耳を傾けず、教団が被害者を装っているような振る舞いにがっかりしております。

<日本支部に問いたいこと>
・迫害を受けているという主張について
エホバの証人の子どもたちはさらに少数派で親の保護無しには生きていけないほど脆弱な存在です。
その中で神の権力を振りかざして恐怖心を植え付けられ、排斥の恐怖に怯えながら従うことでしか、我々は教団内で生き残る道はありませんでした。
その苦しみを教団内で訴えても取り合ってくれなかったのでこうして世間に対して訴えているわけです。
なぜ2世の声に耳を傾けて事実確認しようともせず、一方的に間違っていると断定しているのでしょうか。そして被害者を装うのでしょうか。

・間違った情報に対して脆弱だという主張について
私の経験では教団内では「批判的な報道は背教者の嘘だから信じないように、見ないように、人から聞かれても議論しないように。耳を傾けると信仰を失い、霊的な命が危うくなる」と教育され、脅されているように感じていました。
脆弱どころか強力に取り締まって対策をなさっているのではないでしょうか。
それでも信者が情報を聞いて組織への信頼が揺らぐとしたら、それは本当の情報だと思うから、良心に宿る公正さの声を抑えることができなくなっている証拠ではないでしょうか。

 

7)報道機関が正確な情報を伝え、エホバの証人のような脆弱な少数派を尊重することは非常に重要です」と訴えている点について
<感想>
私の体験からも弁護団の発表した報告書は教団の児童虐待の実態を正しく評価したものだと思いますし、報道機関は正確な情報を伝えていると受け取っています。
逆に取材に対する日本支部の返答はいつも正面から答えようとせず、ミスリードを誘う詭弁を用いているように思い、ますます信頼できなくなっています。

<日本支部に問いたいこと>
虐待の後遺症で辛い思いをしているエホバの証人2世はあなた方よりはるかに脆弱な少数派の声です。我々の声も尊重した上で対話をしませんか?
そして報道機関に正確な情報を伝えることを求めるならば、エホバの証人日本支部も世間に対して包み隠さず正確な情報を出してください。
「支配者として人間より神に従う」のであれば、解散命令の3要件に当てはまることを恐れずに、過去から現在に至るまで、組織的に輸血拒否などを実質強制していることを認め、それが神に従い、神を喜ばせることだと世間に対して証言をされてはいかがですか?それができないとしたら、あなた方は何を恐れているのですか?