インストラクターのすぐ後ろ、メンバー席最前列中央を 「センター」 という。

インストラクターの真後ろは、インストラクターが見えなくなので、ここは避けるのがマナー。なので、実際はやや右と左にずれるのでセンターは 2 人いる。人によってはこのポジションを 「右大臣席・左大臣席」「砂被り (すなかぶり) 席」 とも言う、らしい。

ともあれ、このセンターポジションに陣取れる人は大抵そのスタジオの主級の人が来る。

  • ベテラン (初期から通っている) か、
  • インストラクターが出張中もみんなのお手本になるほど上手か、
  • 最高齢 (敬老の精神) か、
  • ボス的存在か、
  • インストラクターの大ファンか、
  • マスコット、ムードメーカー的な人気 (or いじられ) キャラか、
  • または、上記要素をいくつか兼ね備えている事も多い。


ある日、中級クラスでいつもいる右の主がいなかったので、インストラクターが 
「たまには最前列に来ては?」 
と言われ、やってみた事がある。

分かった事は、同じレッスンでもポジションによって取り組み方が随分変わる事だ。
誰かを頼る事を前提にしている時と異なり、集中度がかなり高い。
鏡越しに後ろの視線を感じるし、妙な責任感からか間違えないように緊張したのを覚えている。

うまくキャッチできない時は落ち込む。
特に苦手な手振りが出た時は、もう目も当てられない。。
キャッチできると急にドヤ顔になる。
(↑ 未熟者あるある)

毎回センターで、どんなコリオが来ても皆のお手本になってくれるメンバーは改めてすごいなぁと思うのであった。





(あこがれのセンターにゃ、、いつかボクも。。)