漫画家・内田春菊さんと
映画監督・佐藤懐智さんの映画&トークライブをみに、
代官山カフェ「山羊に聞く?」へ。
実は、私もDV体験者なの。。。
私の元彼は、
ひ弱な科学者で神経質。
きっと、
派閥やらストレスやらのイライラを、
他にぶつけるところがなくて、
私に暴力振るっていたんだと思うの。
そりゃ、私、空手やラグビーやってたから、
どこが急所かくらいはわかってたわ。
たけど、
彼の中に、
私の子供の頃の満たされない思いを見出してしまって、
共依存的に、
受け止めてあげたいと思ったわけ。
なのに・・・どんどん彼の暴力はエスカレートしていったの。
私は子供の頃から父親に殴られてきたから、
体の痛みは我慢することはできたわ。
でもね、、、
心の痛みは、
自分に嘘をつくことができなかったのか、ひどいアトピーになったのね。
彼は、私の世界地図のように広がった湿疹に薬を塗ってくれるときだけが優しかった。
ーーーダメ!、
優しさの中に、ニヤリと優劣感を感じてる彼の笑顔をみてしまったとたん、
ダメだ、、、
このままだと、
彼がダメになっていくと、、、と思いで、
愛してるからこそ別れねばと、
私は、身が引き裂かれそうになりながら、彼と別れたの。
ーーーあれから、15年。
私、まだ、彼氏いないのだけど、
未だに彼のことが好きなのかもしれない。それとも、愛に不器用なままなの?私?
アニメ映画「DV~ダイナっミクヴィーナス」のラストで、
「暴力は、暴力を生む」としめていた。
それまでは、
私は、dvを受けていた可哀想な被害者意識も強かったけれど、
暴力を振るう方の気持ちを考えたことがなかったな~。
・・・振るう方は振る方で地獄なんだね・・・自分を殴るように相手を殴っていたんだね。
愛は、ときに狂気な暴力になりうると、反省させられた映画でした。